ダンベルベントオーバーロウで背中を鍛える!やり方&裏ワザを解説
分厚い背中、逆三角形の背中を作りたいなら、ダンベルベントオーバーロウがおすすめです。本記事では、ダンベルベントオーバーロウの正しいやり方や、効果を高める裏ワザを解説します。背中の効率的な鍛え方を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
ベントオーバーロウをダンベルで行うメリット
ダンベルは、ベントオーバーロウの効果を高める上で非常に有用なトレーニング器具です。では、ベントオーバーロウをダンベルで行うメリットについて見ていきましょう。
1.正しいフォームを維持しやすい
ベントオーバーロウは、前傾姿勢でバーベルやダンベルを引き上げるため、初心者にとっては正しいフォームを維持するのが難しい種目です。
そこでおすすめなのが、ワンハンドで行うダンベルベントオーバーロウ。片手でダンベルを持ち、もう一方の手はベンチについて行うので、前傾姿勢が安定し、正しいフォームを維持しやすくなります。
2.腰にかかる負担を軽減できる
ワンハンドでダンベルベントオーバーロウを行うと、フォームが安定するため、腰にかかる負担を軽減できます。特に、腰に不安のある方がベントオーバーロウを行う場合には、バーベルよりもダンベルの方が安全です。
また、ダンベルであれば軽い重量から揃っているので、女性や高齢者の方でも、腰への負担を軽減しつつ無理なく取り組めます。
ダンベルベントオーバーロウで鍛えられる筋肉
ダンベルベントオーバーロウを行うと、背中全体の筋肉が強化されます。特に、プル系の動作は「広背筋」「僧帽筋」の筋肥大に効果的です。また、二次的に「上腕二頭筋」も鍛えられます。それぞれの筋肉の特徴について、詳しく見ていきましょう。
1.広背筋
広背筋とは、背中の中部から下部にかけて広がっている筋肉です。主に、前方・上方・下方からのプル系の動作をするときに働きます。広背筋が発達すると、背中の厚みが増し、逆三角形のアウトラインが形成されます。背中を強化する上で最も重要な筋肉です。
2.僧帽筋
僧帽筋とは、首から背中の中央部にかけて広がっているひし形の筋肉です。主に、肩を上げる、肩甲骨を寄せる・下げる働きをします。僧帽筋が発達すると、首の付け根から肩後部にかけて盛り上がり、背中の上部がたくましくなってきます。
3.上腕二頭筋
上腕二頭筋とは、いわゆる「力こぶ」の筋肉です。主に、腕を曲げる、手首を回外する働きがあり、プル系の動作をするときに広背筋をサポートします。上腕二頭筋が発達すると、力こぶが大きくなり、高く盛り上がってきます。
ダンベルベントオーバーロウの正しいやり方
ワンハンドで行うダンベルベントオーバーロウのやり方を解説します。初めは重量にこだわる必要はないので、まずは、正しいフォームを身に付けることを優先させましょう。
1.スタート姿勢の作り方
【やり方】
- ベンチに左手と左膝を乗せる
- 左手と左膝の位置を真っ直ぐにそろえる
- 右足は伸ばし、少し外側に開いておく
- 右手でダンベルを握り、胸を張る
-
右手・右足・左膝で三角形を作るイメージ
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お腹に力を入れ、背筋を真っ直ぐに保つ
2.ダンベルの引き上げ方・下ろし方
【やり方】
- 息を吸いながら腕を曲げ、ダンベルを引き上げる
- ダンベルを引き上げるときは、力強く1秒程度で引く
- ダンベルを引き上げたら、息を吐きながら下ろす
- ダンベルを下ろすときは、ゆっくり2~3秒で下ろす
-
肘を斜め後ろに引くイメージで引き上げる
-
アゴを引き、胸を張ったまま動作する
ダンベルベントオーバーロウの効果を高める裏ワザ
ダンベルベントオーバーロウの効果を高める裏ワザを紹介します。背中の筋肉への効きがグンと高まるので、ぜひ実践してみてください。
1.肘を体側よりも後方に引く
ダンベルベントオーバーロウでは、肘を後方に引くほど背中の筋収縮が強まります。よって、肘を引くときには、肘の位置が体側よりも後方に来るよう意識してください。肘を高く引けない場合には、ダンベルの重量を軽くして、筋収縮を優先させましょう。
肘を後方にしっかり引くことで、背中の筋収縮がグンと強まり、筋肥大効果が高まります。
2.肘を引いた状態で2~3秒キープ
ダンベルベントオーバーロウの効果を更に高めるには、肘を引いたときに、トップの位置で2〜3秒キープしましょう。すぐに折り返すのではなく、重さに耐えながら頑張るのです。
プル系の動作において筋肉が負荷を受け止め切るには、最大収縮させた状態を数秒間キープしなければなりません。ただし、長くキープし過ぎると逆効果なので、2〜3秒が理想です。
ダンベルベントオーバーロウの重量・セット数・頻度
ダンベルベントオーバーロウの重量・セット数・頻度の設定方法について解説します。効果的なプログラムの作成に、ぜひ役立ててください。
1.重量の設定方法
ダンベルベントオーバーロウの重量は、正しいフォームで10〜15回繰り返せる重量が効果的です。左右同じ回数行ってください。背中に効いている感じがつかみにくい場合には、重量を少し軽くして、反復回数を20回くらいまで増やしてみましょう。
2.効果的なセット数
ダンベルベントオーバーロウのセット数は、左右それぞれ2〜3セットが効果的です。背中は効かせるのが難しいので、1セット目で筋肉を慣らし、2セット目、3セット目でしっかり効かせるようにしましょう。左右交互に1セットずつ行ってください。
3.頻度の目安
ダンベルベントオーバーロウの頻度は、週2〜3回が効果的です。ダンベルベントオーバーロウのみで背中を鍛える場合には、1〜2日おきに週3回をおすすめします。他の種目と組み合わせて2種目以上で鍛える場合には、2〜3日おきに週2回が良いでしょう。
ダンベルがないとき、何を使ってベントオーバーロウをする?
トレーニング初心者の場合、ダンベルベントオーバーロウは週2〜3回を目安に行うのが効果的です。ただし、ダンベルが家にない方や、出張などでジムに行けない日もある…という方も多いのではないでしょうか?
そんなときにおすすめなのが「VRTXバンド」です。
VRTXバンドは、1kgから91kgまで対応した7段階の強度設定があり、初心者〜上級者まで幅広く使える次世代フィットネスバンド。
ベントオーバーロウにも対応しており、場所を選ばず、本格的な負荷でトレーニングが可能です。「時間がない」「ダンベルがない」そんなときでも、無理なくベントオーバーロウを行う手段として活用できます。
【VRTXバンドの活用例】
VRTXバンド1本で、背中のさまざまなトレーニングが可能です。また、ゴムの張力を利用して負荷をかけることで、初心者でも背中の筋収縮を強めやすくなります。下の動画では、7分間で5種目行うトレーニング法を紹介していますので、ぜひご覧ください。

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3. 初心者でも安心のサポート体制:100本以上のトレーニング動画が揃っているから、迷わず使えてすぐに実感。
ダンベルベントオーバーロウでカッコイイ背中を作ろう!
初心者が背中を鍛えるには、ダンベルベントオーバーロウが効果的です。ワンハンドで行うことで、正しいフォームを維持しやすくなり、腰にかかる負担も軽減できます。適切な重量・セット数・頻度でトレーニングすれば、2〜3ヶ月で効果を実感できるでしょう。
ぜひダンベルベントオーバーロウを行い、カッコイイ背中を目指してください!