ダンベルフロントレイズの正しいやり方・筋肥大効果を高めるコツ!
がっしりした肩を作るのに効果的な「ダンベルフロントレイズ」。自宅でも簡単にできるのでおすすめです。本記事では、ダンベルフロントレイズの正しいやり方や、筋肥大効果を高めるコツなどを解説しますので、ぜひ参考にしてください。
三角筋前部を鍛えるダンベルフロントレイズ
ダンベルフロントレイズで鍛えられる部位は三角筋前部です。三角筋は、前部・中部・後部の3つのパーツからなり、上半身の見栄えを左右する重要な部位。特に、三角筋前部が発達すると、正面から見たときの肩の大きさが増し、上半身のたくましさがアップします。
三角筋前部を鍛えるには、主に、腕を前方へ上げる・前方へプレスする動作が有効です。
ダンベルフロントレイズの正しいやり方
ダンベルフロントレイズの正しいフォームを2つのパートに分けて解説します。肩は構造が複雑で痛めやすい部位であるため、無理な負担をかけないように鍛えることがポイントです。軽めの重量で、1回1回しっかりコントロールしながら行いましょう。
1.スタート姿勢の作り方
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両手でダンベルを持ち、足を軽く開いて立つ
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腕を体側で真下に伸ばし、親指側を前にする
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胸を張り、背筋を真っ直ぐにする
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目線は正面を見る
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首回りの力を抜き、肩を落とした状態にする
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親指側を前にすると、肩関節への負担が軽減される
2.ダンベルの上げ方・下ろし方
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息を吸いながら、ダンベルを前方へ上げていく
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ダンベルは少し内側に上げるようにする
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ダンベルを上げ切った位置で2~3秒キープする
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息を吐きながら、ダンベルをゆっくり下ろしていく
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挙上に1秒・下降に2~3秒かけるイメージで動作する
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肘を真っ直ぐ伸ばしたまま上げる
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グリップを肩よりも高く上げる
ダンベルフロントレイズの筋肥大効果を高めるコツ
ダンベルフロントレイズの筋肥大効果を高めるコツを紹介します。ポイントは、三角筋前部の筋収縮を強めることです。初心者の方でもすぐに実践できて効果抜群の方法なので、ぜひ実践してみてください。具体的には次の2つです。
1.グリップを目の高さまで上げる
ダンベルフロントレイズの最大筋収縮位置は、グリップを肩よりも高く上げた位置です。一般的には肩の高さまで上げれば十分とされていますが、実際にはもっと高く上げないと、三角筋前部を最大収縮させられません。
三角筋前部の筋肥大を促すには、グリップが目の高さに来るまで上げるのが理想です。肩よりも高く上げるとなると重い重量は使えませんが、三角筋前部を最大収縮させるには、重量よりも可動域を優先させる必要があります。
2.フィニッシュで2~3秒キープする
グリップが目の高さに来た位置で2〜3秒キープすると、三角筋前部への刺激が更に強まります。筋肉が負荷を受け切るには、最大筋収縮位置で2〜3秒のキープが必要です。
ダンベルフロントレイズでは、グリップを肩よりも高く上げた位置で三角筋前部が最大収縮し、多くの筋線維が動員されます。よって、その位置で2〜3秒キープすることで、筋肉でしっかりと負荷を受け止め、筋肥大効果を最大限に高められるのです。
ダンベルフロントレイズの重量・セット数・頻度
ダンベルフロントレイズの重量・セット数・頻度の設定方法について解説します。ダンベルサイドレイズの筋肥大効果を高めるには、軽めの重量・少ないセット数で効率よく効かせるトレーニングプログラムが効果的です。具体的には次の通り。
1.軽重量×高回数で鍛える
ダンベルフロントレイズの重量は、フィニッシュで2〜3秒キープさせながら15〜20回繰り返せる重量が効果的です。三角筋は効いている感覚が得られにくい部位なので、軽めの重量で回数を多く行った方が、パンプアップしやすく筋肥大効果が高まります。
2.集中して2セット行う
ダンベルフロントレイズのセット数は、集中して2セット行うのが効果的です。反動を使わずに挙上し、ゆっくり下ろすことで、三角筋前部にじっくりと効かせるようにしましょう。セット間のインターバルを30秒程度にして行うと、筋肥大効果が高まります。
3.週2回を目安にする
ダンベルフロントレイズの頻度は、2〜3日おきに週2回を目安としましょう。例えば、月・木や火・金など。三角筋前部は、ベンチプレスなどのプレス系種目でも使用されるため、頻度が多過ぎると回復しづらくなり、逆効果になるので注意してください。
ダンベルフロントレイズのバリエーション
ダンベルフロントレイズのバリエーションを2種目紹介します。効果は基本のフォームで行うのと同じです。初心者の方でも取り組みやすいので、ぜひ試してみてください。
1.オルタネイト・ダンベルフロントレイズ
ダンベルフロントレイズを片腕ずつ交互に行うと、上体が安定し、挙上しやすくなります。両腕での動作が難しいと感じる場合には、片腕ずつ行ってみてください。
【やり方】
- 基本フォームと同じスタート姿勢を作る
- まず、右腕(左腕)の上げ下げを行う
- 次に、左腕(右腕)の上げ下げを行う
- 左右交互に同じ回数を繰り返す
- 上げ方・下ろし方も基本フォームに準じる
2.インクライン・ダンベルフロントレイズ
インクラインベンチに寝て行うと、三角筋前部のストレッチ感が強まり、効きが良くなるでしょう。また、体が固定されるので、フォームも安定させやすくなります。
【やり方】
- インクラインベンチの角度を45度程度に調節する
- インクラインベンチに寝て、親指側を前にして腕を真下に伸ばす
- 息を吸いながら、グリップを肩よりも少し高い位置まで上げる
- ダンベルを上げ切った位置で2~3秒キープする
- キープ終了後、息を吐きながら、腕をゆっくり下ろしていく
ダンベルがないとき、何を使ってフロントレイズをする?
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ダンベルフロントレイズでがっしりした肩を作ろう!
三角筋前部を鍛えるなら、ダンベルフロントレイズがおすすめです。正しいフォームで取り組めば、2〜3ヶ月で筋肥大効果が現れるでしょう。
三角筋前部が発達すると、肩の厚みが増し、上半身のたくましさがアップします。ぜひダンベルフロントレイズで三角筋前部を筋肥大させ、がっしりした肩を目指してください!