ダンベルリアレイズの正しいフォーム&裏ワザ!バリエーションも紹介
肩の後ろ側を鍛え、カッコイイ後ろ姿を目指したいなら「ダンベルリアレイズ」が欠かせません。本記事では、ダンベルリアレイズの正しいフォームと効果を高める裏ワザを解説します。また、バリエーションなども紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
三角筋後部を鍛えるダンベルリアレイズ
ダンベルリアレイズで鍛えられる部位は三角筋後部です。肩の後ろ側であるため意識しにくいですが、肩全体の筋量バランスを整えるうえで重要な部位であり、トレーニングが欠かせません。
三角筋後部が発達すると、横・後ろから見たときの肩の厚みが増し、上半身全体の見栄えが良くなるでしょう。また、三角筋後部は肩甲骨の動きをサポートするため、特に、腕の回旋を伴う競技のパフォーマンス向上にとって重要な部位でもあります。
ダンベルリアレイズの正しいフォーム
ダンベルリアレイズで三角筋後部を的確に刺激するには、重量よりもフォームを重視してください。では、ダンベルリアレイズの正しいフォームを2つのパートに分けて解説します。
1.スタート姿勢の作り方
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両手にダンベルを持ち、足を腰幅に開いて立つ
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膝を伸ばしたまま上体を前傾させる
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前傾姿勢になってから膝を軽く曲げる
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腕を下に伸ばし、手のひらを向かい合わせる
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背中を水平にし、目線はやや前方を見る
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膝を先に曲げてしまうと、姿勢が不安定となり腰を痛めやすい
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前傾したときに、背中が丸まらないように注意する
2.ダンベルの上げ方・下ろし方
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息を吸いながら、ダンベルを横に上げる
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肘を軽く曲げ、斜め前方に1秒で上げるイメージで
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ダンベルを上げた位置で2~3秒キープする
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息を吐きながら、ダンベルをゆっくり下ろす
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下ろすときは、2~3秒かけるイメージで
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上体を固定したまま、腕だけを動かすよう意識する
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慣れるまでは、挙上に2秒・下降に3~4秒かけるテンポで
ダンベルリアレイズの効果を高める裏ワザ
ダンベルリアレイズの効果を高める裏ワザを紹介します。次の2つのテクニックを実践すると、三角筋後部への効きがグンと良くなります。ぜひ参考にしてください。
1.フィニッシュで手のひらを下に向ける
ダンベルを上げたときに、手のひらが下を向くようにしてください。手のひらを下に向けることで、フィニッシュで肘が自然に伸ばされます。すると、ダンベルを高い位置まで上げられ、三角筋後部への負荷が強まるのです。
フィニッシュで肘が大きく曲がり、ダンベルの位置が低い状態では、三角筋後部への刺激が強まらないので注意してください。フィニッシュで手のひらを下に向けられない場合には、重量を軽くして行いましょう。
2.ダンベルを上げ切った位置で2~3秒キープする
ダンベルを上げ切った位置で2〜3秒キープすると、三角筋後部への刺激が更に強まります。筋肉が負荷を受け切るには1秒キープでは短すぎるので、2〜3秒のキープが必要です。
ダンベルリアレイズでは、ダンベルを上げ切った位置で三角筋後部が最大収縮し、多くの筋線維が動員されます。よって、その位置で2〜3秒キープすることで、筋肉でしっかりと負荷を受け止め、筋肥大効果を最大限に高められるのです。
ダンベルリアレイズの重量・セット数・頻度
ダンベルリアレイズの重量・セット数・頻度の設定方法について解説します。三角筋後部を発達させるポイントは、軽めの重量・少ないセット数で効きを重視することです。
1.重量は軽めでOK
ダンベルリアレイズの重量は、フィニッシュで2〜3秒キープさせながら15〜20回繰り返せる重量が効果的です。軽めの重量で回数を多く行った方が効かせやすくなります。ダンベルがない場合には、小さめのペットボトルに水を入れて行ってもOKです。
2.セット数は2セットが基本
ダンベルリアレイズのセット数は、2セットを基本とし、効かせにくい場合に限り3セット行いましょう。三角筋後部は小さな部位であり、背中のトレーニングでも刺激されるので、セット数が多過ぎると回復しづらくなり逆効果です。
3.頻度は週2回が目安
ダンベルリアレイズの頻度は、2〜3日おきに週2回を目安としましょう。例えば、月・木や火・金など。三角筋後部は、連動する背中の筋肉と同じ日に鍛えると効果的です。背中の種目をやり終えてからダンベルリアレイズを行うと、効きが良くなります。
ダンベルリアレイズのバリエーション
ダンベルリアレイズのバリエーションを紹介します。どのやり方でも効果は変わりませんので、自分がやりやすいフォームで行ってください。
1.シーテッドダンベルリアレイズ
ベンチに座ってダンベルリアレイズを行うことで、前傾姿勢を維持しやすくなり、腰への負担が軽減されます。ベンチがない場合には、椅子に座って行ってもOKです。
【やり方】
- 両手にダンベルを持ち、ベンチに浅く座る
- 上体を前傾させ、手のひらを向き合わせる
- 息を吸いながら、ダンベルを1秒で斜め前方へ上げる
- ダンベルを上げた位置で2~3秒キープする
- 息を吐きながら、2~3秒かけてダンベルを下ろす
2.インクラインダンベルリアレイズ
インクラインベンチに体を密着させて行うことで、反動が使えなくなり、三角筋後部を刺激しやすくなります。前傾せずに行えるので、腰に不安がある方におすすめです。
【やり方】
- 両手にダンベルを持ち、インクラインベンチにうつ伏せになる
- 腕を下に伸ばし、手のひらを向き合わせる
- 息を吸いながら、ダンベルを斜め前方へ上げる
- ダンベルを上げた位置で2~3秒キープする
- 息を吐きながら、2~3秒かけてダンベルを下ろす
ダンベルがないとき、何を使ってリアレイズをする?
トレーニング初心者の場合、ダンベルリアレイズは週2回を目安に行うのが効果的です。ただし、ダンベルが家にない方や、出張などでジムに行けない日もある…という方も多いのではないでしょうか?
そんなときにおすすめなのが「VRTXバンド」です。
VRTXバンドは、1kgから91kgまで対応した7段階の強度設定があり、初心者〜上級者まで幅広く使える次世代フィットネスバンド。
リアレイズにも対応しており、場所を選ばず、本格的な負荷でトレーニングが可能です。「時間がない」「ダンベルがない」そんなときでも、無理なくランジを行う手段として活用できます。
【VRTXバンドの活用例】
VRTXバンド1本で、リアレイズを含む、さまざまな肩のトレーニングが可能です。下の動画では、6分間で5種目を行っていますので、ぜひご覧ください。

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ダンベルリアレイズでバランスの取れた肩を目指そう!
三角筋後部を発達させ、肩の厚みを増やしたいなら、ダンベルリアレイズがおすすめです。正しいフォームで取り組めば、2〜3ヶ月で筋肥大効果が現れるでしょう。バランスの取れた肩は、どの方向から見ても、大きく丸々としています。
ぜひダンベルリアレイズで三角筋後部の筋量を増やし、バランスの取れた肩を目指してください!