ダンベルショルダープレスの正しいやり方!大きなメロン肩を作るコツ
大きなメロン肩を作りたいなら「ダンベルショルダープレス」がおすすめです。本記事では、ダンベルショルダープレスの正しいやり方やバリエーション種目、効果を高める方法などを解説しますので、ぜひ参考にしてください。
ショルダープレスをダンベルで行うメリット
ダンベルは有用性の高い筋トレ器具です。ショルダープレスをダンベルで行うメリットとして、次の2点が挙げられます。
1.軽い重量から始められる
ダンベルは片方1kg以下からそろっているので、女性や高齢者でも、自分の筋力に合わせて軽い重量から始められます。初心者がダンベルショルダープレスを行う場合には、男性は3〜5kg、女性は1〜3kgから始めると良いでしょう。
2.動作の自由度が高い
ダンベルは、左右それぞれの手で持ってトレー二ングするので、動作の自由度が高まります。ショルダープレスをバーベルやマシンで行うと、肩まわりに違和感を感じる人が多いのですが、ダンベルなら自分が動作しやすい軌道でトレーニングできるのです。
ダンベルショルダープレスで鍛えられる筋肉
ダンベルショルダープレスで鍛えられる筋肉は「三角筋」です。また、二次的に「上腕三頭筋」も鍛えられます。それぞれの働きや鍛えるメリットについて見ていきましょう。
1.三角筋
三角筋とは肩の筋肉です。上腕を横に上げたり、前方や上方へのプレス系動作をするときに働きます。三角筋が鍛えられると、肩全体が大きくなり、メロンを半分に切ったような形になってきます。また、肩幅が広がり、逆三角形ボディの印象が強まるでしょう。
2.上腕三頭筋
上腕三頭筋とは二の腕の裏側の筋肉です。腕を伸ばす働きがあり、前方や上方へのプレス系動作では、大胸筋や三角筋をサポートします。上腕三頭筋が鍛えられると、二の腕が太くなり、腕を垂らしている状態でも太さが目立つようになります。
ダンベルショルダープレスの正しいやり方・コツ
ダンベルショルダープレスの正しいやり方を、3つのパートに分けて解説します。大きなメロン肩を目指すには、まずは基本フォームをしっかりマスターすることが重要です。
1.スタート姿勢の作り方
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ベンチの角度を90度よりも1つ倒した角度にする。
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ダンベルを持ってベンチに座る。
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ダンベルを肩の上に持っていく。
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肘を左右に開き、手のひら側を正面に向ける。
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背中全体をシートにつけて真っ直ぐにする。
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肘の高さを肩と同じくらいにする。
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グリップの位置は肘よりも少し内側に。
2.ダンベルの上げ方
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スタート姿勢になったら、口から息を吸い込む。
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息を吐きながら腕を伸ばし、ダンベルを押し上げる。
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ダンベルは力強く1秒で押し上げるイメージ。
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ダンベルを押し上げる高さは、肘が伸び切る少し手前まで。
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上げるときも、グリップは常に肘よりも内側に。
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首回りに力を入れ過ぎないようにする。
3.ダンベルの下ろし方
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息を吸いながら、ゆっくりダンベルを下ろす。
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ダンベルをコントロールしながら2秒で下ろすイメージ。
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ダンベルを下ろす深さは、上腕が水平になるまで。
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下ろすときも、グリップは常に肘よりも内側に。
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下ろした反動を利用して上げようとしない。
ダンベルショルダープレスの重量・セット数・頻度
初心者が三角筋の筋肥大を目的とする場合の、ダンベルショルダープレスの重量・セット数・頻度の目安について解説します。
1.重量の目安
ダンベルショルダープレスの重量は、正しいフォームで10〜15回繰り返せる重量が目安です。もし、三角筋に効いている感じがしない場合には、少し軽くして、20回くらいまで増やしてみてください。効かないからといって重くするのはNGです。
2.セット数の目安
ダンベルショルダープレスのセット数は2〜3セットが目安です。セット間のインターバルは1分以内とし、呼吸が整わない場合には長くしてください。同じ重量で3セットとも15回以上繰り返せるようになったら、ダンベルの重量を少し重くしてみましょう。
3.頻度の目安
ダンベルショルダープレスの頻度は、2〜3日おきに週2回が目安です。三角筋は、大胸筋を鍛える種目でも使用されるため、大胸筋と同じ日に鍛えると回復させやすくなります。例えば、月・木(または火・金)に「胸+肩」を鍛えると良いでしょう。
ダンベルショルダープレスのバリエーション
筋肉の発達を停滞させないためには、種目に変化をつけて、筋肉を刺激に慣れさせないことが重要です。基本のダンベルショルダープレスで筋力がアップしてきたら、ぜひバリエーション種目にもチャレンジしてみてください。
1.アーノルドダンベルショルダープレス
【やり方】
- ベンチの角度を調節し、ダンベルを持って座る。
- 胸の前で小指と小指が向かい合うようにしてダンベルを持つ。
- 腕を外側にひねりながらダンベルを上げていく。
- フィニッシュでは手のひら側が正面を向く。
- ダンベルを上げたら、同じ軌道で元に戻していく。
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ひねり動作が加わることで、刺激に変化をつけられる。
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ひねり動作が加わる分、軽い重量で効かせやすくなる。
2.ワンハンドダンベルショルダープレス
【やり方】
- 片手でダンベルを持ち、もう一方の手で柱をつかむ。
- 足を肩幅程度に開き、柱の真横から一歩下がった位置に立つ。
- ダンベルを縦に持ち、アゴの高さからスタートさせる。
- ダンベルを力強く上げ、ゆっくり下ろす。
- 背中を反らさないように注意する。
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片手で行うことで、筋肉を意識しやすくなる。
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片手で行うと動作が安定し、高重量を扱いやすくなる。
ダンベルショルダープレスの効果を高める方法
ダンベルショルダープレスでは、三角筋だけでなく上腕三頭筋も使用されます。そのため、上腕三頭筋の筋力が弱いと、肩よりも先に腕が疲れてしまい、肩を十分に刺激できません。そこで、その解決策として効果的なトレーニング方法を紹介します。
1.サイドレイズ➡ダンベルショルダープレスの順で行う
ダンベルショルダープレスで腕が先に疲れてしまう場合には「サイドレイズ➡ダンベルショルダープレス」の順で行うトレーニング方法がおすすめです。
サイドレイズは三角筋のみを鍛える種目なので、先にサイドレイズを行うことで、三角筋を予備疲労させられます。そして、三角筋を予備疲労させた状態でダンベルショルダープレスを行えば、腕よりも先に肩が限界に達し、肩が優先的に鍛えられるのです。
2.サイドレイズのやり方
【回数・セット数】10~15回×2~3セット
【やり方】
- ダンベルを体側で持ち、背中を真っ直ぐにして立つ。
- 息を吸いながら、ダンベルを横に上げていく。
- グリップが肩よりも高くなる位置まで上げる。
- ダンベルを高く上げた状態で2〜3秒キープする。
- キープ終了後、息を吐きながらダンベルをゆっくり下ろす。
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肘は少し曲げた状態で動作する。
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腕は真横よりも少し前に上げるイメージ。
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反動を使わずに上げる。
ダンベルがないとき、何を使ってショルダープレスをする?
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ダンベルショルダープレスで大きなメロン肩を作ろう!
肩を効果的に鍛えたいなら、ダンベルショルダープレスがおすすめです。正しいフォームと適切な重量・セット数・頻度でトレーニングをすれば、2〜3ヶ月で効果が期待できます。
ぜひダンベルショルダープレスを行い、大きなメロン肩を目指してください!