コラム

ホテルでできる筋トレ!出張による筋トレ効果の低下を防ぐチューブトレーニング7選

「出張中に筋トレ効果が落ちてしまうのでは・・・」と不安に思っていませんか?確かに、筋トレを休むと効果は落ちてきます。人によって差はありますが、何もせずに効果が維持されることはありません。よって、出張中も今まで通り筋トレを続けるのが理想です。

そこでおすすめなのが「チューブトレーニング」。筋トレ方法は他にもありますが、出張先のホテルで行うならチューブトレーニングがイチオシです。今回は、効果的なチューブトレーニングを紹介しますので、ぜひホテルで行い、出張による筋トレ効果の低下を防いでください。

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この記事を監修した人
大久保孝一
VRTX編集部 | パーソナルトレーナー・健康運動実践指導者

この記事を監修した人
大久保孝一|パーソナルトレーナー/健康運動実践指導者

トレーナーとしての経験は32年あります。 これまで、初心者~アスリート・ボディビルダーまで、 約2000人のボディメイクのお手伝いをさせていただきました。 現在は、栃木・茨城・埼玉を中心に活動し、 独自の「最大筋収縮トレーニング法」を用いて、 関節に優しい筋トレのやり方を指導しています。

1週間筋トレを休むと筋トレ効果はどれくらい落ちる?

一般的には、1週間程度なら筋トレを休んでも筋トレ効果は落ちないと言われています。しかし、筋トレ経験が短い人だと、全く筋トレをしない日が続いた場合、1週間程度で筋力低下が起こる可能性があります。

筋トレを始めると、最初の1ヶ月で筋力がアップします。しかし、まだ筋肥大は起こっていないため、あくまでも一時的に筋力アップしただけなのです。筋力が定着するまでには3ヶ月くらいかかります。3ヶ月以上筋トレを継続すると、目に見えて筋肉が大きくなり、筋断面積の増加に伴い筋力も定着するので、1週間程度休んでも筋力低下は起こりにくくなります。

よって、筋トレ経験が短い人は、出張中もホテルで筋トレを続けるのがベストです。また、筋トレ経験が長い人でも、1週間筋トレを休んでしまうと、筋トレを再開したときの感覚が鈍り、大きな筋力を発揮しずらくなる場合があるので、出張中も筋トレのペースを維持しておくことをおすすめします。

ホテルでの筋トレは運動不足解消にもおすすめ

出張先のホテルでの筋トレは、運動不足解消にもおすすめです。ホテルという特別な環境での筋トレなので、普段運動をしていない人も、テンションがグンと上がるでしょう。

たとえば、ホテルに3日間泊まるのでしたら、1日目「下半身」・2日目「上半身」・3日目「お腹」というように、鍛える部位を日替わりにして、1日5〜10分程度の軽い筋トレを行うと良いでしょう。

もし、出張先のホテルで何もすることがないのでしたら、ぜひ筋トレにチャレンジして、運動不足解消のキッカケにしてください。仕事に支障が出ない程度に軽く行うだけで、筋肉がほど良く刺激され、心身ともにリフレッシュできます。

ホテルで筋トレをするならチューブトレーニングがベスト 

ホテルで筋トレをするなら「チューブトレーニング」がおすすめです。さまざまな筋トレ用のアイテムがありますが、ホテルで使用するなら、ゴムチューブ(ゴムバンド)がベストです。では、ゴムチューブ(ゴムバンド)のメリットを紹介します。           

1.コンパクトで持ち運びに便利

ゴムチューブ(ゴムバンド)は、コンパクトに丸められるので、カバンに入れて持ち運ぶのにとても便利です。ダンベルをカバンに入れて持ち運ぶのは重くて大変ですが、ゴムチューブ(ゴムバンド)であれば、まったく苦になりません。

また、面倒なセッティングなど一切必要なく、カバンから取り出して、そのまますぐに使用できるのも魅力です。

2.静かにトレーニングができる

ゴムチューブ(ゴムバンド)は、ゴム繊維・布繊維を素材としているため、ホテルの部屋で音を立てずに静かに筋トレができます。また、部屋の壁やテーブルなどに触れても傷を付ける心配がないので、安心して筋トレに取り組めます。

ゴムチューブ(ゴムバンド)は、利便性・安全性ともに、圧倒的に優れた筋トレアイテムなのです。

3.1本で全身の筋肉を鍛えられる

ゴムチューブ(ゴムバンド)が1本あれば、ホテルの部屋にいながら、全身のさまざまな筋トレが可能です。たとえば、下半身を鍛える筋トレや上半身を鍛える筋トレ、腹筋を鍛える筋トレなどが、1本ですべてできてしまいます。

しかも、体にフィットして使い心地も快適。言うなれば、ホテルの部屋に全身を鍛える高性能なマシンがあるのと同じなのです。

ホテルでの筋トレにおすすめのチューブトレーニング7選

それでは、ホテルでの筋トレにおすすめのチューブトレーニングを紹介します。具体的には下記の7種目です。これらの中から、必要な種目をチョイスして行ってください。

1. スクワット

【鍛えられる主な筋肉】

  • 大腿四頭筋(太もも前面の筋肉)
  • ハムストリングス(太もも後面の筋肉)
  • 大臀筋(お尻全体を覆っている筋肉)

【動作のポイント】

  • つま先を少し外側に向け、胸を張り背筋を伸ばす
  • 息を吸いながらゆっくりしゃがむ
  • しゃがむ深さは、膝が90度になるくらいまで
  • しゃがんだら、息を吐きながら力強く立ち上がる
  • 立ち上がる際は、膝を伸ばし切る一歩手前で切り返す
2. 腕立て伏せ

【鍛えられる主な筋肉】

  • 大胸筋(胸全体を覆っている筋肉)
  • 三角筋(肩の筋肉)
  • 上腕三頭筋(上腕の後面の筋肉)

【動作のポイント】

  • 腹筋に力を入れ、体を真っ直ぐにする
  • 息を吸いながら腕を曲げ、ゆっくりと体を沈める
  • 体を沈める深さは、無理のない位置まででOK
  • 息を吐きながら腕を伸ばし、力強く体を持ち上げる
  • 腕を伸ばした状態で2〜3秒キープする
3. ベントオーバーロー

【鍛えられる主な筋肉】

  • 広背筋(背中中部に広がる筋肉)
  • 僧帽筋(背中上部に広がる筋肉)
  • 三角筋(肩の筋肉)
  • 上腕二頭筋(力こぶの筋肉)

【動作のポイント】

  • 上体を前傾させてから膝を軽く曲げ、スタート姿勢になる
  • 息を吸いながら腕を曲げ、バンドを引き伸ばす
  • 脇を閉じ、肘をできるだけ高く引くように意識する
  • 肘を引いた状態で2〜3秒キープする
  • 息を吐きながら腕を伸ばし、バンドを戻していく
4. ショルダープレス

【鍛えられる主な筋肉】

  • 三角筋(肩の筋肉)
  • 僧帽筋(背中上部に広がる筋肉)
  • 上腕三頭筋(上腕の後面の筋肉)

【動作のポイント】

  • バンドの一端を握り、拳を肩の上におき構える
  • 息を吐きながら、天井に向けて腕を伸ばしていく
  • 握り拳が常に肘の内側の軌道を通るようにする
  • 息を吸いながらゆっくりと腕を曲げ、元に戻していく
  • 肘を伸ばし切る一歩手前で止めて切り返す
5. バイセプスカール

【鍛えられる主な筋肉】

  • 上腕二頭筋(力こぶの筋肉)
  • 上腕筋(上腕二頭筋の下にある筋肉)
  • 腕橈骨筋(前腕部にある筋肉)

【動作のポイント】

  • バンドの一端を握り、腕を伸ばして体側で構える
  • 息を吐きながら腕を曲げ、握り拳を顔の方に近づける
  • 腕を曲げた状態で2〜3秒キープする
  • 背中を反らさないように注意する
  • 息を吸いながら腕を伸ばし、元に戻していく
6. フレンチプレス

【鍛えられる主な筋肉】

  • 上腕三頭筋(上腕の後面の筋肉)

【動作のポイント】

  • バンドの一端を握り、上腕を立て肘を曲げた状態で構える
  • 上腕を立てたまま、息を吐きながら肘を伸ばしていく
  • 肘が伸び切る一歩手前で止め、2〜3秒キープする
  • 息を吸いながらゆっくりと肘を曲げ、元に戻していく
7. ツイストクランチ

【鍛えられる主な筋肉】

  • 腹斜筋(わき腹の筋肉)
  • 腹直筋(腹の前面の筋肉)

【動作のポイント】

  • 背面を通したバンドを両手に引っ掛け、脚を開いて座る
  • 息を吐きながら、片手で反対側のつま先をタッチする
  • つま先にタッチした状態で2〜3秒キープする
  • つま先にタッチできない場合は可能な位置まででOK
  • 息を吸いながら元に戻し、反対側も同様に行う
チューブトレーニングの効果を高めるコツ

ゴムの張力を最大限に活かすには、力強く引っ張り、ゆっくり戻すようにしましょう。特に戻すときには、ゴムの縮もうとする力に逆らいながら、じわじわ戻すようにすると効果的です。また、ゴムが最も伸ばされるフィニッシュの位置では、すぐに折り返すのではなく、負荷に逆らいながら2〜3秒キープしましょう。筋収縮を維持することで、筋肉に対してしっかりと負荷がかかり、筋肥大効果が高まります。回数を多くこなそうとすると筋収縮が疎かになりがちなので、1回1回しっかりと効かせるよう意識してください。

ゴムチューブ(ゴムバンド)を使用する際の注意点

ゴムチューブ(ゴムバンド)は、ホテルで使用するのに理想的なアイテムです。しかし、注意点もあります。チューブはゴムが原料であるため、使用環境や使用方法により劣化が進行し、切れる可能性があるのです。

たとえば、直射日光や高温多湿な場所で長期間保管していると、劣化が進行して切れやすくなります。また、劣化していなくても、強く引っ張り過ぎて切れてしまうこともあります。したがって、ゴムチューブ(ゴムバンド)を選ぶ際には、伸縮性や耐久性、安全性をチェックして選ぶ必要があるのです。

ホテルでの筋トレには「VRTXバンド」がおすすめ

ゴムの断裂を防ぎ、安全にトレーニングしたい方には、動画内でも使用していた「VRTXバンド」をおすすめします。VRTXバンドは米国特許取得の新素材を使用しているため、切れにくく安全性が高いのです。また、負荷のかかり方が非常に滑らかであり、筋肉に対して、今までにない快適で質の高い刺激を与えることができます。

強く、優しい。ゴムバンドの革命VRTX BAND

米特許取得の新感覚素材を採用。日本グッドデザイン受賞。切れにくく、肌に優しい。安全性と快適性を実現。

「VRTX BAND」の選ばれる理由
  1. 肌触り良く、切れる心配なし: 米特許取得の新感覚素材を使用。切れにくく肌に優しい。ゴムチューブの劣化や肌への問題を解消し、トレーニング初心者でも安全かつ快適に利用可能。
  2. 幅広い強度バリエーション: 7段階の強度設定。1kgから91kgの負荷調整可能。初心者から上級者、老若男女を問わず、種目に応じてバンドを使い分け、多彩なトレーニングが実現。
  3. トレーニング動画100本以上を公開: 各領域のトレーナーが使用方法を紹介する動画を100本以上公開中。筋力トレーニングに限らず、ストレッチや競技パフォーマンス向上にも活用可能。

さらには、強度が「7段階(1〜91kgまで)」に分かれているため、初心者〜上級者まで幅広く対応可能です。一般男性の場合には、下記の目安を参考にして強度を選ぶと良いでしょう。

強度の目安

強度の詳細はこちら

  • 筋トレ未経験者 : 0番「Zero」~2番「Light」
  • 筋トレ初心者 : 2番「Light」~3番「Medium」
  • 筋トレ中上級者 : 3番「Medium」~4番「Heavy」

出張中はホテルでチューブトレーニングをしよう!

出張による筋トレ効果の低下を防ぐには、ホテルでのチューブトレーニングをおすすめします。トレーニングジムが併設されているホテルもありますが、利用時間に制限があったり、別料金が発生したりする場合がありますので注意してください。

その点、チューブトレーニングであれば、いつでも好きな時間にできて、お金もかかりません。出張による筋トレ効果の低下を防ぐには、短時間の軽い筋トレでOKです。ぜひ当コラムを参考にして、ホテルでチューブトレーニングを行い、筋トレ効果を維持してください!

快適な強化、VRTXで実感。