足のストレッチのやり方は?おすすめメニュー5選と効果を高めるコツ
「足のむくみが気になる…」「足が疲れて重たい…」と感じていませんか?
そんな方におすすめなのが足のストレッチです。運動が苦手な方でも無理なく続けられ、体にうれしい様々な効果が期待できます。
本記事では、足のストレッチのおすすめメニューや効果を高めるコツを紹介しますので、足をスッキリさせたい方はぜひ参考にしてください。
足のストレッチが美容や健康に効果的な理由
足のストレッチを行うと、関節可動域の改善・脂肪燃焼・むくみの解消・冷え性の改善・疲労回復・怪我の予防など、様々な美容効果・健康効果がもたらされます。
では、なぜ足のストレッチを行うと、美容や健康に良いのでしょうか?
理由は次の2つです。
1. 足の筋肉がほぐれる
1つ目の理由は、足の筋肉がほぐれるからです。足のストレッチを行うと、太ももやふくらはぎの筋肉が一時的に伸ばされ緊張します。すると、伸ばされた筋肉を緩めようとする逆の働きが強まり、筋肉がほぐれるのです。
足の筋肉がほぐれると、歩行や走行、階段の昇り降りなどがしやすくなるため、日常生活の活動量が増加し、エネルギー消費量がアップします。その結果、足に溜まった余分な脂肪や水分が減り、引き締まってくるのです。
2. 足の血流が良くなる
2つ目の理由は、足の血流が良くなるからです。足のストレッチを行うと、足の血管も縦に伸ばされ直径が小さくなるため、一時的に血流量が減少します。すると、血管が戻されたときにリバウンド現象が起こり、血流の勢いが増すのです。
足の血流が良くなると、血中の脂肪や水分、老廃物などが排出されやすくなります。また、酸素や栄養の巡りも良くなります。その結果、足の脂肪燃焼やむくみ解消、疲労回復などが促されるのです。
足のストレッチでターゲットにすべき筋肉
足のストレッチでターゲットにすべき筋肉は、大腿四頭筋(だいたいしとうきん)・ハムストリングス・内転筋(ないてんきん)・下腿三頭筋(かたいさんとうきん)の4つです。これらの筋肉がほぐれると、足全体がスッキリしてきます。
では、それぞれの筋肉の位置や役割、ストレッチで得られる効果について見ていきましょう。
1. 大腿四頭筋
大腿四頭筋とは、太ももの前面から側面にある筋肉の総称です。人体の中で最も筋量が多く、非常に強い力を発揮します。主な働きは、膝を伸ばす「膝伸展」です。大腿四頭筋の柔軟性が高まると、歩行や走行・階段の昇り降り・ジャンプなどがしやすくなります。
2. ハムストリングス
ハムストリングスとは、太ももの後面にある筋肉の総称です。主に、太ももを後方に振る「股関節伸展」の働きをします。ハムストリングスの柔軟性が高まると、運動時の肉離れ予防・姿勢改善・腰痛や膝痛の緩和・疲労回復など、様々な効果が期待できます。
3. 内転筋
内転筋とは、太ももの内側にある筋肉の総称です。主に、太ももを内側に閉じる「股関節内転」や、太ももを後方に振る「股関節伸展」の働きをします。太ももの内側には太い血管やリンパ管が走っているため、内転筋のストレッチは血行促進に効果的です。
4. 下腿三頭筋
下腿三頭筋とは、ふくらはぎにある筋肉の総称です。主に、足首を伸ばす「足底屈」の働きをします。下腿三頭筋の柔軟性が高まると、血液を心臓へ押し戻す「筋ポンプ作用」が強まるため、むくみの解消や冷え性の改善、疲労回復などに効果的です。
足のストレッチのおすすめメニュー5選
それでは、足のストレッチのおすすめメニューを紹介します。次の5種目を行うと、足全体がストレッチされ効果的です。ただし、初めから無理をしてはいけません。初心者の方は、まずは1〜2種目を選択し、体が慣れてきたら種目数を増やしていきましょう。
1. 大腿四頭筋のストレッチ
【やり方】
- 壁に向かって立ち、両手をつく
- 右足を曲げて右手で足の甲をつかむ
- そのまま20~30秒キープする
- 左足も同様に行う
- 左右交互に2~3セット繰り返す
2. ハムストリングスのストレッチ
【やり方】
- 脚を真っ直ぐに伸ばして座り、つま先をつかむ
- つま先をつかんだら背筋を伸ばす
- 背筋を伸ばしたまま、ゆっくり前屈する
- 前屈した状態のまま20~30秒キープする
- 2~3セット繰り返す
3. 内転筋のストレッチ
【やり方】
- 仰向けに寝て、腕は横に伸ばしておく
- ガニ股になり、左右の足裏を合わせる
- 股をできるだけ大きく広げるようにする
- 股を広げたまま20~30秒キープする
- 2~3セット繰り返す
4. 下腿三頭筋のストレッチ
【やり方】
- 足を前後に大きく開き、壁を手で押すようにして立つ
- 前足の膝を曲げて、体重を前方にゆっくりとかけていく
- そのまま20~30秒キープする
- 反対側の足も同様に行う
- 左右交互に2~3セット繰り返す
5. 股関節のストレッチ
【やり方】
- 足を前後に大きく開き、後ろ足の膝から下が床につくまでお尻を落とす
- 両手でバランスをとりながら、上体を前足の太ももにつける
- そのまま20~30秒キープする
- 左右の足を入れ替え同様に行う
- 左右交互に2~3セット繰り返す
足のストレッチの効果を高めるコツ
足のストレッチの効果を高めるコツを紹介します。足のストレッチは、ただ何となく伸ばしているだけでは十分な効果が得られません。次の5点を意識して取り組むことで、足のストレッチの効果を無理なく高められるでしょう。
1. 足の筋肉を意識しながら行う
足のストレッチの効果を高めるには、伸ばしている筋肉を意識することが大切です。ターゲットの筋肉を意識しながら伸ばすことで、筋肉の可動域を広めやすくなります。
ただし、無理やり強く伸ばそうとするのではなく、気持ち良く感じる程度に伸ばすのがコツです。
2. 反動をつけずに伸ばす
足のストレッチを行う際は、反動をつけずに伸ばすことがポイントです。筋肉には、強く伸ばされると、逆に縮もうとする力が強まる性質(伸張反射)があります。そのため、反動をつけて伸ばすと、逆に筋肉が伸びにくくなってしまうのです。
また、可動域が広がり過ぎてしまい、筋肉や関節を痛める可能性もあるので注意してください。
3. ゆっくり長く呼吸する
足のストレッチの効果を高めるには、ゆっくり長く呼吸しながら行うことか大切です。目安としては、5秒かけて鼻から吸い、7秒かけて口から吐くようにします。ゆっくり長く呼吸することで、心身共にリラックスした状態となるため、筋肉が伸びやすくなるのです。
4. 代謝が高まるタイミングで行う
足のストレッチは、代謝が高まるタイミングで行うと効果的です。代謝が高いと体温が高まりやすいため、足の筋肉がほぐれやすくなります。1日の中で代謝が高まる時間帯は、午前中と夕方です。また、お風呂上がりも体温が高まっているのでおすすめです。
5. できるだけ毎日行う
足のストレッチの頻度は、まずは1〜2日おきに週3回を目標にしましょう。そして、体が慣れてきたら、できるだけ毎日行うと効果的です。足のストレッチを継続するには、毎日同じ時間帯に行うようにすると、日常生活の一部として習慣化しやすくなります。例えば、朝食前や入浴後など。
ストレッチは、一度に大きな効果を求めるのではなく、毎日少しずつ続けることが成功の秘訣です。焦らずに、2〜3ヶ月後を目標に頑張りましょう。
通常のストレッチでは物足りない場合は?
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【VRTXマルチハンドの使用例】
VRTXマルチバンドを使用したストレッチのやり方を紹介します。一般的なストレッチでは難しいポーズも、VRTXマルチバンドを使えば可能となります。また、体の末端をしっかり引き寄せて伸ばすことで、ストレッチ効果がより高まるのです。
下の動画では、上半身のストレッチ4種目と下半身のストレッチ4種目を紹介しています。
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足のストレッチを行い快適な毎日を過ごそう!
足のストレッチを行うと、太ももやふくらはぎの筋肉がほぐれ、血流が良くなります。そして、関節可動域の改善・脂肪燃焼・むくみの解消・冷え性の改善・疲労回復・怪我の予防など、体にうれしい様々な効果がもたらされます。
また、足のストレッチは運動が苦手な方でも簡単にでき、自宅で無理なく続けられるのが魅力です。ぜひ、本記事を参考にして足のストレッチを行い、快適な毎日をお過ごしください!