ストレッチで痩せるって本当?ダイエットに効くストレッチの方法を徹底解説【トレーナー解説】
「ストレッチで本当に痩せられるの?」と疑問に思ったことはありませんか?
実は、ストレッチは柔軟性を高めるだけでなく、代謝アップや脂肪燃焼をサポートし、ダイエットに効果的です。この記事では、自宅で簡単にできるストレッチ方法や効率的に痩せるためのポイントを解説します。
ストレッチでダイエットに効く秘密 = 代謝アップ
ストレッチは柔軟性を高めるだけでなく、代謝を向上させて脂肪燃焼をサポートします。さらに、ストレスの軽減や姿勢の改善にも役立ち、ダイエットに多角的な効果をもたらします。
ストレッチがダイエットに効くのは、大きく分けて以下の8つが考えられます。
- 代謝を向上して脂肪燃焼をサポート
- 全身の筋肉をバランスよく伸ばすことがポイント
- 大きな筋肉を重点的にストレッチ
- 深い呼吸で酸素を多く取り込み
- 動的ストレッチと静的ストレッチの組み合わせ
- ストレス軽減で食欲コントロール
- 筋肉量の維持・増加
- 姿勢改善で見た目もアップ
それぞれの特徴について、みていきましょう。
1. 代謝を向上して脂肪燃焼をサポート
筋肉の柔軟性を高めることで血流が促進され、代謝が向上します。代謝が良くなると脂肪の燃焼効率が上がり、痩せやすい体質に近づくと言われています。
2. 全身の筋肉をバランスよく伸ばすことがポイント
ストレッチで代謝を上げるためには、全身の筋肉をバランスよく伸ばすことが重要です。特定の部位だけでなく体全体をまんべんなくストレッチすることで、効果的にエネルギーを消費できます。
3. 大きな筋肉を重点的にストレッチ
特に、太ももや背中、腹筋などの大きな筋肉をしっかりと伸ばすことで、より多くのエネルギーを消費しやすくなります。
それらの筋肉は日常生活でもよく使われるため、柔軟性を高めることで動作がスムーズになります。
4. 深い呼吸で酸素を多く取り込む
ストレッチ中の深い呼吸は、酸素の取り込みを増やし脂肪燃焼を促進します。息を吸う際に筋肉を伸ばし吐くときにさらに深くストレッチすることで、効果が高まります。
5. 動的ストレッチと静的ストレッチの組み合わせ
動的ストレッチは筋肉を動かしながら伸ばす方法で、代謝を活性化させる効果があります。一方、静的ストレッチは筋肉をゆっくりと伸ばしリラックス効果を得られます。
それらを組み合わせることで、効率的な代謝アップが期待できます。
6. ストレス軽減で食欲コントロール
ストレッチは筋肉の緊張を和らげ、ストレスを軽減します。ストレスが溜まると食欲のコントロールが難しくなるため、リラックス効果はダイエットにおいて重要な要素です。
7. 筋肉量の維持・増加
筋肉を適度に刺激することで筋肉量の維持・増加に役立ちます。筋肉量が増えると基礎代謝が上がり、日常生活でのカロリー消費が自然と増加します。
8. 姿勢改善で見た目もアップ
ストレッチは姿勢の改善にもつながり、シルエットが引き締まって見える嬉しい効果もあります。姿勢が整うことで全体的な印象も良くなります。
痩せるためのストレッチ方法を紹介
痩せるためのストレッチ方法を5つ紹介します。
- 全身伸ばし
- 立ち前屈
- 膝抱えストレッチ
- 椅子に座ったままストレッチ
- ながらストレッチ
それぞれのストレッチについて、みていきましょう。
1. 全身伸ばし
(動画0:44〜)
ポイント
- 朝起きたときに行うことから始めてみましょう。
- 仰向けに寝た状態で両手を上に伸ばし、つま先を遠くに伸ばすように全身をしっかりと伸ばします。
- 寝起きの身体をスムーズに目覚めさせ、一日の代謝を活性化させる効果が期待できます。
2. 立ち前屈
ポイント
- 立った状態で腰から前に折りたたむように上半身を下ろし、手を床に近づけていきます。
- 無理に床に手をつける必要はありませんが、背中や太ももの裏側の筋肉をしっかり伸ばすことを意識しましょう。
- このストレッチは、血流を良くし、代謝をアップさせるのに役立ちます
3. 膝抱えストレッチ
ポイント
- 仰向けになり両膝を胸に引き寄せて抱え込むようにします。
- 腰や背中の緊張をほぐし、リラックスする効果が得られます。
- 日々の疲れを取り除きながら痩せやすい身体を作ることのサポートとなるでしょう。
4. 椅子に座ったままストレッチ
(動画4:48〜)
ポイント
- オフィスや家事の合間に椅子に座ったまま背筋を伸ばし、両腕を上に伸ばして左右に身体をゆっくりと倒します。
- 腰や脇腹の筋肉を伸ばし代謝アップが期待できます。
5. ながらストレッチ
(動画5:03〜)
ポイント
- 就寝前の「寝ながらストレッチ」も忙しい方にはぴったりです。
- 仰向けになり、両膝を立ててゆっくりと左右に倒す動きを繰り返すことで、腰回りの筋肉をほぐし、一日の疲れをリセットできます。
このような時短ストレッチで、無理なく続けられる習慣を作りましょう。
トレーニングバンドを使った効果的なストレッチ
トレーニングバンドは、高い伸縮性を持つフィットネスアイテムで、ストレッチやエクササイズに使用されます。さまざまな強度が用意されており、自分の体力や目的に応じて選ぶことができるのが特徴です。
トレーニングバンドを使うことで、ストレッチの効果を高め、効率的な筋力トレーニングや代謝アップが期待でき、自宅で手軽に痩せるストレッチのアイテムとして人気があります。
筋肉に適度な負荷を与えることで、柔軟性の向上をサポートし通常のストレッチ以上の効果を引き出すことが可能です。
さらに、ダイエットに効果的なストレッチをサポートするトレーニングバンドは、軽量で持ち運びが便利なため、忙しい生活の中でも簡単に取り入れることができます。
ここではトレーニングバンドを使ったストレッチを3つ紹介します。
- ハムストリング(太ももの裏)を伸ばすストレッチ
- 肩周りのストレッチ
- 首のストレッチ
それぞれのストレッチについて、みていきましょう。
1. ハムストリングスを伸ばすストレッチ
ポイント
- 床に座った状態で、片足の足裏にバンドをかけ、片方の足を伸ばします。
- この時、バンドの抵抗を利用しすることで、筋肉をより効果的に伸ばすことができます。
2. 肩周りのストレッチ
ポイント
- 両手で肩幅より広めにバンドを持ち、手を伸ばしたまま頭の上を通り後ろし、頭の後ろと背中の間でゆっくりと動かす動作を行います。
- 肩甲骨周りの筋肉をしっかりと伸ばしながら、姿勢改善にも繋がります。
3. 首のストレッチ
ポイント
- バンドを両手でもち、後頭部に引っかけます。
- あごをひいた状態で、バンドを前に引っ張ります。首の筋肉をしっかりと伸ばすことが可能です。
- デスクワークなどで凝り固まった首の筋肉をほぐし、代謝アップにも効果的です。
上記で述べたように、トレーニングバンドを使ったストレッチは、通常のストレッチよりも効果的に筋肉を伸ばすことができ、痩せるためのサポートとして非常に役立つでしょう。
※トレーニングバンドの注意点
効果的なストレッチをすることができるトレーニングバンドは、理想的なストレッチアイテムです。
しかし、安全に使うためには注意すべき点もあります。トレーニングバンドには「天然ゴム」を素材とした製品が多く使われていますが、ゴムは使用環境や使用方法によって劣化し、切れてしまうリスクがあります。
ゴムの断裂を防ぎ安全にトレーニングを行いたい方には、新しい素材を採用した「VRTXバンド」をおすすめします。従来のトレーニングバンドと同様の使い方ができる一方で、耐久性が高く安全性に優れています。
米特許取得の新感覚素材を採用。切れにくく、肌に優しい。安全性と快適性を実現。
◉「VRTX BAND」の選ばれる理由- 肌触り良く、切れる心配なし: 米特許取得の新感覚素材を使用。切れにくく肌に優しい。ゴムチューブの劣化や肌への問題を解消し、トレーニング初心者でも安全かつ快適に利用可能。
- 使い勝手良いが7段階ループの形状: 引っ掛けやすいループ形状なので、ストレッチと筋トレ、両方活用可能。掴むところによって長さ・負荷を簡単に調整可能。
- トレーニング動画100本以上を公開: 各領域のトレーナーが使用方法を紹介する動画を100本以上公開中。筋力トレーニングに限らず、ストレッチや競技パフォーマンス向上にも活用可能。
無理なく続けるための正しいストレッチ方法
日常生活にストレッチを取り入れることで、隙間時間を活用して無理なく続けられ代謝アップや柔軟性の向上により痩せることが期待できます。
無理なくストレッチを続ける方法を5つ紹介します。
- 生活リズムに合ったプランを立てる
- ストレッチを楽しむ工夫を取り入れる
- 身体の状態や目的に合わせたストレッチを選ぶ
- 具体的な目標を設定してモチベーションを維持
- 無理のないプランを習慣化
それぞれの方法を、みていきましょう。
1.生活リズムに合ったプランを立てる
朝起きたときや寝る前に5分間のストレッチを取り入れ、朝は代謝を上げて身体を目覚めさせ、夜はリラックスして睡眠の質を向上させ、短時間でも無理なく継続できるプランを立てましょう。
2.ストレッチを楽しむ工夫を取り入れる
リラックスできる音楽や好きなアロマを使って楽しい環境を作り、ストレッチを楽しむことで、習慣化しやすくなります。
3.身体の状態や目的に合わせたストレッチを選ぶ
肩こりや腰痛に効果的なストレッチを優先しつつ、全身の筋肉を伸ばして柔軟性と代謝を向上させ、トレーニングチューブを使うことで効率的に筋肉を刺激し、引き締め効果を得られるストレッチを選びましょう。
4.具体的な目標を設定してモチベーションを維持
「1週間に3回、5分間のストレッチ」といった達成可能な目標を設定し、1週間続けたら自分にご褒美をあげるなど小さな達成感を積み重ね、記録をつけたりSNSでシェアすることで習慣化を強化しましょう。
5.無理のないプランを習慣化
ストレッチを無理なく続けるには、無理せず毎日少しずつ継続することや呼吸を意識することが大切です。小さな成功を積み重ねて継続を楽しみ、長期的な成果を得やすくしましょう。
ストレッチ時に気をつけたいポイント
ストレッチを行う際には、いくつかの重要なポイントを意識することで、安全で効果的な結果に繋げることができます。ストレッチ中に気をつけたいポイントを5つまとめました。
- 無理に身体を伸ばしすぎない
- 呼吸を意識する
- 姿勢を確認する
- 温めてから行う
- 継続が大事
それぞれのポイントを、みていきましょう。
1.無理に身体を伸ばしすぎない
痛みを感じるほど強く伸ばすのは避けましょう。過度なストレッチは筋肉や関節に負担をかけ、怪我の原因になることがあります。
心地よい伸びを感じる程度に留め、徐々に身体を慣らしていくことが大切です。
2.呼吸を意識する
ストレッチ中は呼吸を止めないようにし、ゆったりとした深い呼吸を続けましょう。
呼吸を整えることで筋肉の緊張が緩みリラックス効果が高まります。また、深い呼吸により酸素が体全体に行き渡りストレッチの効果をサポートします。
3.姿勢を確認する
正しい姿勢でおこなうことが、効果を最大限に引き出すポイントです。
背中を丸めたり、身体が左右に傾かないように姿勢を意識しながらストレッチを行いましょう。鏡を見ながらおこなうのも良い方法です。
4.温めてから行う
筋肉が冷えている状態でストレッチを行うと、柔軟性が不足して怪我のリスクが高まります。軽いウォーミングアップやシャワー後など、体が温まっているタイミングで行うと、筋肉がほぐれやすくなりストレッチの効果が上がります。
5.継続が大事
ストレッチは一度に大きな効果を求めるのではなく、毎日少しずつ続けることが大切です。
上記で述べたポイントを取り入れて習慣化することで、柔軟性が向上し肩こりや腰痛の軽減や血行促進などの効果が期待できます。
まとめ
ストレッチは、筋肉の柔軟性を高め血流を促進することで、代謝を向上させダイエット効果をサポートします。
ストレッチを行うことで、深い呼吸により酸素を多く取り入れ、脂肪燃焼を促進しやすい体質に近づける効果があります。
また、筋肉量を増やし基礎代謝を上げることで、日常生活の中で効率的にカロリーが消費されます。簡単な自宅ストレッチや時短ストレッチを習慣化し、無理なく継続することが大切です。
特に、深呼吸と正しい姿勢を意識しながらおこなうことで、リラックス効果も得られダイエットに効果的が期待できるでしょう。