ストレッチを朝に行うメリットは?おすすめメニュー7選も解説
「十分な睡眠時間を取っているのに朝スッキリしない…」
そんな方には「朝ストレッチ」がおすすめです。朝に簡単なストレッチを行うと、体が目覚めるスイッチがONとなり、1日を元気にスタートできるでしょう。
本記事では、ストレッチを朝に行うメリットや、朝におすすめのストレッチメニューを解説しますので、ぜひ参考にしてください。
ストレッチを朝に行うメリット
朝のストレッチは、体内時計の調整や血行促進など、心身に良い影響をもたらします。では、ストレッチを朝に行うメリットについて、詳しく見ていきましょう。
1. 体内時計が整う
ストレッチを朝に行うと、体内時計を整えやすくなります。体内時計とは、ほぼ1日の周期で体内環境を変化させる機能です。
人間は、体内時計を整えることで、睡眠リズムやホルモン調節、体温、血圧などをコントロールしています。不規則な生活で体内時計が狂ってしまうと、健康に悪影響を及ぼす恐れがあるため、毎朝、体内時計を整える必要があるのです。
2. 血流が良くなる
起床直後は、硬くなった筋肉によって血管が押しつぶされ、血管へのダメージが大きくなるリスクがあります。しかし、朝のストレッチによって筋肉の緊張をほぐすことで、押しつぶされた血管が拡張され、血流が良くなるのです。
起床直後は体内の水分が失われているので、コップ1杯程度の水分を補給してから行うと、血行が促進されやすくなります。
3. 基礎代謝が上がる
ストレッチを朝に行うと、午前中にかけての基礎代謝を高めやすくなります。朝のストレッチによって血流が良くなると、内臓の働きも良くなるため、朝から午前中にかけての基礎代謝を高めやすくなるのです。
午前中の基礎代謝が高まると、日中のエネルギー消費量が大幅にアップするため、ダイエット効果も高まります。
4. 集中力や記憶力が高まる
朝のストレッチは脳を活性化させ、集中力や記憶力を高めることが科学的に証明されています。ストレッチによって、脳への血流量が増加するとともに、感情や行動に関与するドーパミンやセロトニンの分泌も促されるため、気分が安定し、集中しやすい心身の状態を作り出すのです。
また、短時間の軽い運動の方が、集中力を高める効果が高いとされています。
ストレッチを行うのは朝食の前?後?
朝のストレッチを行うタイミングは、朝食の前がおすすめです。起床後すぐに行った方が、毎朝のルーティンとして継続しやすくなります。朝食前にハードな運動を行ってしまうと、筋肉自体がエネルギーとして消耗されるリスクがあるのですが、軽いストレッチであれば問題ありません。
なお、朝食の後は、胃や腸に血液が集まり、脳への血流が一時的に減少するため、血圧が下がりやすくなります。したがって、朝食の後にストレッチを行う場合には、食後1時間以上経ってからが良いでしょう。
朝におすすめのストレッチメニュー7選
それでは、朝におすすめのストレッチメニューを紹介します。具体的には次の7種目です。朝のストレッチは短時間でも効果が出やすいので、自分がやりやすそうなストレッチを2〜4種目選び、3〜5分程度で行うと良いでしょう。
朝のストレッチ➀「首まわり」
【やり方】
- 背筋を伸ばして座る
- 片手を反対側の側頭部に回す
- 回した手と反対側に頭を倒す
- そのまま20~30秒キープする
- 反対側も同様に行う
- 左右交互に2~3セット繰り返す
朝のストレッチ②「肩甲骨まわり」
【やり方】
- 背筋を伸ばして座る
- 両手を組んで前方へ伸ばす
- オヘソを覗き込みながら背中を丸める
- そのまま20~30秒キープする
- 2~3セット繰り返す
朝のストレッチ③「背中・腰」
【やり方】
- 両手を肩の真下に置いた状態で四つん這いになる
- 足と手の位置は固定したまま、背中をできるだけ丸める
- 丸めた状態を3~5秒キープした後、逆に背中を反らす
- 反らした状態でも3~5秒キープする
- 丸める・反らすの動作を3~5回繰り返す
朝のストレッチ④「お腹」
【やり方】
- 両足を伸ばして床にうつ伏せに寝る
- 両手を床につけ、上半身を起こす
- 両ひじを真っすぐに伸ばし、背中を反らす
- そのまま20~30秒キープする
- 2~3セット繰り返す
朝のストレッチ⑤「もも前」
【やり方】
- 床に脚を伸ばして座る
- 手を体の後ろで床につき、上体を後方に少し倒す
- 片脚を外側に向けて曲げ、太ももとふくらはぎをつける
- そのまま20~30秒キープする
- 反対側も同様に行う
- 左右交互に2~3セット繰り返す
朝のストレッチ⑥「もも裏」
【やり方】
- 片脚を折り込み、もう一方の脚は前方へ伸ばす
- 脚を伸ばしたまま、上体を前傾する
- 指先で伸ばした脚の爪先を触るイメージで
- 前傾角度は無理のない範囲でOK
- 前傾したまま20~30秒キープする
- 反対側も同様に行う
- 左右交互に2~3セット繰り返す
朝のストレッチ⑦「お尻」
【やり方】
- 両脚を伸ばし、床に仰向けに寝る
- 両膝を突き上げるように曲げ、両手で抱える
- 曲げた膝を胸の方に近づけるように引っ張る
- そのまま20~30秒キープする
- 2~3セット行う
ストレッチを朝に行う時のポイント
朝に行うストレッチの効果を高めるには、呼吸・強度・量・習慣化がポイントです。では、それぞれのポイントについて具体的に見ていきましょう。
1. ゆっくり長く呼吸しながら伸ばす
朝のストレッチは、ゆっくり長く呼吸しながら伸ばしてください。鼻で吸って、口から吐きましょう。深呼吸によって、体への酸素の供給量が増加するため、血行が促進されます。すると、脳と体が活性化し、心身ともに元気になってくるのです。
2. 痛気持ちいい程度の強さで伸ばす
朝のストレッチは、無理のない強さで伸ばしてください。徐々に可動域を広げながら、少し痛いけど気持ちよく感じる程度まで伸ばしましょう。キープ時間は20〜30秒が目安ですが、きつい場合には、途中で一旦緩めながら行ってもOKです。
3. 適度な量のストレッチを行う
朝のストレッチは、体が目覚めるスイッチをONにするのが目的なので、長時間行う必要はありません。目安としては、3〜5分程度で終わる量でOKです。種目数は、その中で調整してください。長時間行うと、疲労感を感じてしまうので注意しましょう。
4. ストレッチを毎朝の習慣にする
朝は、ストレッチの習慣化を図るうえで非常に有効な時間帯です。起床後に歯を磨くのと同じように、毎朝のルーティンとして行うようにしましょう。例えば、パジャマのまま先にストレッチを行い、その後で歯磨きをするなど、ぜひ工夫してみてください。
通常のストレッチでは物足りない場合は?
ストレッチは、器具を使わずに行うことができるトレーニングです。しかし、筋力が向上してくると、中には「徒手だと物足りない」「もっと強いストレッチ感を得たい」と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?
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【VRTXマルチハンドの使用例】
VRTXマルチバンドを使用したストレッチのやり方を紹介します。一般的なストレッチでは難しいポーズも、VRTXマルチバンドを使えば可能となります。また、体の末端をしっかり引き寄せて伸ばすことで、ストレッチ効果がより高まるのです。
下の動画では、上半身のストレッチ4種類と下半身のストレッチ4種目を紹介しています。
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朝のストレッチで体を元気にしよう!
ストレッチを朝に行うと、体内時計が整い、血流も良くなるため、体が目覚めるスイッチがONになります。そして、午前中にかけて基礎代謝が上昇し、脳も体も活性化されるのです。集中力や記憶力もアップするでしょう。
ストレッチを朝に行いたい方は、ぜひ本記事を参考にして取り組み、1日を元気にスタートさせてください!