自重トレーニング14選!効果の高め方やプログラム例も解説
自宅で手軽に取り組める自重トレーニング。しかし、器具を使わない手軽さがある反面、筋肉への効かせ方など難しい面もあるのです。
今回は、自重トレーニングにスポットを当て、おすすめの種目や効果を出すポイント、ブログラム例などを解説します。自重トレーニングで効率良く筋肉をつけたい方は、ぜひ参考にしてください。
自重トレーニングとは?

自重トレーニングとは自分の体重を負荷にして行う筋力トレーニングです。代表種目として「腕立て伏せ」があります。腕立て伏せを正確なフォームで行うと、体重の約60%の負荷が体にかかってきます。例えば、体重70kgの人なら約42kgの負荷がかかるのです。
初心者にとって、42kgの負荷を扱うのは簡単ではありません。自重トレーニングを正確なフォームで行うと、それだけキツイ運動となり、高い効果が期待できるのです。
自重トレーニングのメリット
自重トレーニングのメリットは下記の3点です。
-
自宅で手軽に取り組める
-
実用的な筋肉が備わる
-
トレーニング中の安全性が高い
一つずつ詳しく見ていきましょう。
1. 自宅で手軽に取り組める
自重トレーニングは、ダンベルやマシンなどを使用しないため、自宅で手軽に取り組むことができます。また、畳一畳程度のスペースがあればOKなので、部屋が狭くても大丈夫です。自重トレーニングなら、忙しい方でも継続して取り組めるでしょう。

2. 実用的な筋肉が備わる
自重トレーニングを行うと、日常生活やスポーツで役立つ実用的な筋肉が備わります。いくら見た目がムキムキでも、重たいだけの筋肉では、日常生活やスポーツで役に立ちません。自重トレーニングなら、強くて使える筋肉をつくることができるのです。
3. トレーニング中の安全性が高い
自重トレーニングは、器具を使わず自重を負荷とするので、体の自由度が高く、安全にトレーニングができます。そのため、動作の途中で姿勢を崩したとしても、とっさに手をつくなど、怪我を回避する動作を取りやすいのです。
自重トレーニングのデメリット
自重トレーニングのデメリットは下記の2点です。
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軽い重量から始められない
-
自分の体重が負荷の上限になる
それぞれについてチェックしておきましょう。
1. 軽い重量から始められない
自重トレーニングの場合、種目によっては自分の筋力に合わせた負荷設定がしづらく、動作が困難となる場合があります。例えば、腕立て伏せでは体重の約60%の負荷がかかってくるので、筋力が低いと反復するのが困難になってしまうのです。
2. 自重が負荷の上限になる
自重トレーニングでは、自重が負荷の上限となるため、自重以上の負荷をかけたい場合には、バーベルやマシンを使う必要があります。より大きな筋肉を目指したい方は、自重トレーニングで土台を築いたうえで、器具を用いて負荷を高めていきましょう。
おすすめの自重トレーニング14選
それでは、おすすめの自重トレーニングを紹介します。まずは、自分が鍛えたい部位の自重トレーニングを3〜4種目選び、無理のない範囲で行ってみましょう。
1. スクワット
【ターゲット】太もも・お尻
【やり方】
- 肩幅よりも広く足を開いて立つ
- 手は胸の前に伸ばしておく
- 胸を張って背筋を伸ばす
- 息を吸いながらゆっくりしゃがむ
- しゃがむ深さは、太ももが床と平行になるくらいまで
- 息を吐きながら力強く立ち上がる
- 動作中に背中が丸まらないように注意する
2. レッグランジ
【ターゲット】太もも・お尻
【やり方】
- 足を閉じ、つま先を正面に向けて立つ
- 手は腰に当てるか頭の後ろで組んでおく
- 背筋を伸ばして上体を真っ直ぐにする
- 息を吸いながら片方の足を大きく一歩前に踏み出す
- 着地したら、膝を90度程度まで曲げる
- 息を吐きながら地面を蹴り上げ、元の位置に戻す
- 片側1回ずつ交互に繰り返す
3. ヒップリフト
【ターゲット】お尻・太ももの裏側
【やり方】
- 床に仰向けになって横になる
- 膝を90度くらいにして立て、両手は体側に置いておく
- 息を吐きながら力強くお尻を持ち上げる
- お尻を上げたら、肩から腰までを一直線にする
- お尻を高い位置まで上げたら2~3秒キープする
- キープが終了後、息を吸いながらゆっくりと下ろす
4. カーフレイズ
【ターゲット】ふくらはぎ
【やり方】
- つま先を正面に向け、足を腰幅程度に開く
- 息を吐きながら踵を真上に向かって押し上げる
- 踵を高く上げた位置で2〜3秒キープする
- キープ終了後、息を吸いながら踵を下ろしていく
- 踵が床に触れたらすぐに切り返す
- 膝を真っ直ぐ伸ばしたまま動作する
5. プッシュアップ
【ターゲット】胸・二の腕の裏側
【やり方】
- 肩幅より手のひら1つ分外側に開いた位置に手をつく
- 足は腰幅程度に開き、体を一直線に伸ばす
- 息を吸いながら腕を曲げ、胸が床スレスレになるまで体を下ろす
- 体を下ろしながら、左右の肩甲骨を寄せていく
- 体を下ろしたら、息を吐きながら腕を伸ばし、体を押し上げていく
- 体を押し上げながら、肩甲骨を外に開いていく
- 体を一直線にしたまま動作する
6. パイクプッシュアップ
【ターゲット】肩・二の腕の裏側
【やり方】
- 手は肩幅よりやや広く、足は腰幅程度に開き、腕立て伏せの姿勢になる
- お尻を高く持ち上げ、体を「くの字」に曲げる
- その状態のまま、息を吸いながら腕を曲げ、体を斜め前方に下ろす
- 頭が床スレスレになるまで体を下ろしていく
- 体を下ろしたら、息を吐きながら腕を伸ばし、体を押し上げていく
- 背中を真っ直ぐにしたまま動作する
7.インバーテッドロウイング
【ターゲット】背中・二の腕の表側
【やり方】
- バーを肩幅程度の広さで握り、斜め懸垂の姿勢をとる
- 自宅で行う場合は、テーブルの端に手をかけて行う
- 息を吸いながら腕を曲げ、胸をバー(テーブル)に近づける
- 腕を曲げ切った位置で2~3秒キープする
- 息を吐きながら腕を伸ばし、元の姿勢に戻す
- 背中~踵までを真っ直ぐにしたまま動作する
8. バックエクステンション
【ターゲット】背中
【やり方】
- 床にうつ伏せに寝て、足を腰幅程度に開く
- 両手を頭の後ろで組み、肘を左右に開く
- 息を吸いながら上体を起こす(無理のない高さまで)
- 上体を起こすと同時に足も上げ、お尻に力を入れる
- 上体を起こしたら、肘を可能な限り引き寄せる
- そのままの状態で2~3秒キープする
- キープ終了後、息を吐きながらゆっくり上体を下ろす
9. リバースプッシュアップ
【ターゲット】二の腕の裏側
【やり方】
- 背中の後ろのベンチに、手を肩幅程度に開いてつく
- 足を前方に置き、腕を伸ばしてお尻を浮かせた状態にする
- 息を吸いながら腕を曲げ、上体を真っ直ぐ下に沈める
- 沈める深さは、肘が90度になる程度まで
- 息を吐きながら腕を伸ばし、元の姿勢に戻す
- 上体が斜めにならないように注意する
10. クランチ
【ターゲット】お腹の前面
【やり方】
- 床に仰向けになって寝る
- 両膝を立て、両手を頭の後ろで組む
- 息を吐きながら、オデコをオヘソに近づけるように上体を丸める
- 上体を丸めたら、息を吐き切るまでキープする
- キープ終了後、息を吸いながらゆっくり元に戻していく
- アゴを引いたまま動作し、腹筋の緊張が緩まないようにする
11. リバースクランチ
【ターゲット】下腹
【やり方】
- 床に仰向けになり、腕を伸ばして手のひらを床に伏せておく
- 両足を真上に上げて、両膝を90度に曲げる
- 息を吐きながら、骨盤を丸めるようにして膝を胸に近づける
- 骨盤を丸めたら、息を吐き切るまでそのままの姿勢をキープ
- キープ終了後、息を吸いながらゆっくり元に戻していく
- 膝を90度に曲げたまま動作する
12. ツイストクランチ
【ターゲット】脇腹・下腹
【やり方】
- 床に仰向けに寝る
- 両膝を立て、両手を頭の後ろで組む
- 息を吐きながら、右肘と左膝を近づけていく
- 右肘と左膝が触れたら、息を吐き切るまで、そのままキープ
- キープ終了後、息を吸いながら、ゆっくり元に戻していく
- 片側1回ずつ交互に繰り返す
13. プランク
【ターゲット】体幹
【やり方】
- 両脚を真っすぐ伸ばし、床にうつ伏せに寝る
- 肘を曲げて前腕部を床につけ、上半身を起こす
- つま先を立てて、下半身も床から浮かせる
- 体全体が一直線になるよう意識する
- そのままの姿勢を辛くなるまでキープする
- キープ中、呼吸を止めないようにする
- キープ中、お尻が上がらないよう注意する
14. サイドプランク
【ターゲット】体幹
【やり方】
- 床に横向きになって寝る
- 床側の肘を立て、上半身を持ち上げる
- このとき肩の真下に肘が来るようにし、前腕部は床につける
- 両足を伸ばし、床側の足の側面で下半身を支える
- そのままの姿勢を辛くなるまでキープする
- 反対側でも同じように行う
自重トレーニングの効果を高めるポイント
自重トレーニングで効果を高めるポイントは下記の4点です。
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持続的に力を出し続ける
-
反復回数を決め打ちしない
-
2~3セット繰り返す
-
週2~3回の頻度で行う
ポイントごとに詳しく解説します。
1. 持続的に力を出し続ける
自重トレーニングは、じわりと持続的に力を出し続けることで効果が高まります。ゆっくり動かし、じっくり効かせることで、筋肉が一時的に膨張して大きくなる現象(パンプアップ)が起こり、筋肥大が促されるのです。
例えば、スクワットの場合なら、3〜4秒かけてしゃがむことで筋肉の緊張が持続し、太ももへの刺激を強めることができます。自重トレーニングでは、こうした化学的ストレスを筋肉に与えることが重要なのです。

2. 反復回数を決め打ちしない
自重トレーニングは、筋力や体重の違いによって、反復できる回数が左右されます。よって、何回と決め打ちするのではなく、できるだけ多く反復するよう心がけてください。そして、反復回数を少しずつ伸ばしていくことで、効果が高まるのです。
3. 2~3セット繰り返す
自重トレーニングのセット数は、2〜3セットが効果的です。1セット目で筋肉を慣らし、2、3セット目でじっくり効かせるようにしましょう。セット間のインターバルは1分を目安とし、呼吸が整わない場合には、もう少し延ばしてください。
4. 週2~3回の頻度で行う
自重トレーニングの頻度は、週2〜3回が効果的です。例えば、月・木の週2回や、月・水・金の週3回。筋肥大を促すには休養も必要です。頻度を多くしすぎてしまうと、筋肉が回復する時間が足りず、筋力・筋量が低下してしまうので注意してください。
自重トレーニングのプログラム例

自重トレーニングのプログラム例を「上半身」「下半身」「腹筋」「全身」に分けて紹介します。自分の目的や体力に応じて、種目の変更や種目数の増減を行ってください。
1. 上半身の自重トレーニングプログラム例
胸・背中・肩・腕をたくましくしたい方におすすめのプログラムです。
- プッシュアップ:2セット
- インバーテッドロウイング:2セット
- パイクプッシュアップ:2セット
- ツイストクランチ:2セット
※各セットで辛くなるまで反復する
2. 下半身の自重トレーニングプログラム例
太もも・お尻・ふくらはぎを引き締めるのに効果的なプログラムです。
- スクワット:2セット
- レッグランジ:2セット
- ヒップリフト:2セット
- カーフレイズ:2セット
※各セットで辛くなるまで反復する
3. 腹筋の自重トレーニングプログラム例
お腹まわりをスッキリさせたい方におすすめのプログラムです。
- クランチ:2セット
- リバースクランチ:2セット
- ツイストクランチ:2セット
- プランク:2セット
※各セットで辛くなるまで反復する(キープする)
4. 全身の自重トレーニングプログラム例
全身の筋肉をバランス良く鍛えるのに効果的なプログラムです。
- スクワット:2セット
- プッシュアップ:2セット
- バックエクステンション:2セット
- ツイストクランチ:2セット
※各セットで辛くなるまで反復する
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