体幹トレーニングメニュー10選|初心者向け正しい鍛え方
コラム

体幹トレーニングメニュー10選|初心者向け正しい鍛え方

「体幹を鍛えると良い」とはよく聞くものの、何から始めればいいのか分からない方も多いのではないでしょうか。体幹には目に見えないインナーマッスルが多く含まれているため、他の部位とは鍛え方のコツが少し異なります

この記事では、体幹を構成する筋肉の基礎知識から、初心者でも自宅で取り組みやすい体幹トレーニングメニュー10選、効果的な負荷・頻度の目安までを解説します。ダイエットやボディメイク、姿勢改善のために体幹を鍛えたい方は、ぜひ参考にしてください。

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この記事を監修した人
大久保孝一
VRTX編集部 | パーソナルトレーナー・健康運動実践指導者

この記事を監修した人
大久保孝一|パーソナルトレーナー/健康運動実践指導者

トレーナー歴34年。明治大学卒業後、セントラルスポーツにてトレーナーとして勤務。その後、パーソナルトレーナーとして独立。これまでに、初心者〜スポーツ選手まで2000名以上の筋トレやダイエット、コンディショニングを担当。また、医療機関での運動プログラムの作成・トレーニングの指導にも携わる。

体幹を構成する7つの筋肉

まずは、体幹(お腹まわり)を構成している筋肉を確認しておきましょう。スポーツ選手やトレーナーが「体幹を鍛える」というとき、一般的にはお腹まわりの筋肉群を指しています。主な筋肉は次の7つです。

  • 腹直筋(ふくちょくきん):お腹の前面にある筋肉。6つに分かれている(いわゆる6パック)
  • 腹斜筋(ふくしゃきん):お腹の側面にある筋肉(外腹斜筋・内腹斜筋)
  • 脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん):背骨まわりにある筋肉の総称
  • 横隔膜(おうかくまく):腹腔を上から覆う筋肉。呼吸に合わせて上下する
  • 腹横筋(ふくおうきん):腹腔をコルセットのように覆う筋肉
  • 多裂筋(たれつきん):背骨に付着し、腹腔を後方から支える筋肉
  • 骨盤底筋群(こつばんていきんぐん):骨盤の下から腹腔を支える筋肉群

このうち内腹斜筋・横隔膜・腹横筋・多裂筋・骨盤底筋群は体の深層に位置するインナーマッスルであり、外から見ることはできません。体幹トレーニングでは、こうした見えない筋肉をいかに働かせるかがポイントになります

体幹を鍛える6つのメリット

体幹を強化すると、ダイエットやボディメイク、運動機能の向上に大きく関わってきます。具体的なメリットは次の6つです。

1. 基礎代謝が上がる

体幹を鍛えると内臓が正しい位置に保持されて働きが活発になり、内臓が消費するエネルギー量が増えることで基礎代謝が上がります。基礎代謝は1日の総消費エネルギーの60〜70%を占めるとされ、上がるほど太りにくい体に近づきます。

2. 脂肪燃焼が促進される

体幹を鍛えるとインナーマッスルが強化され、筋肉中のミトコンドリア(脂肪をエネルギーに変える器官)が増加し、脂肪が燃焼しやすい状態になります

3. お腹まわりが引き締まる

お腹まわりの引き締めには、インナーマッスルである腹横筋の強化が重要です。腹直筋が正面から、腹斜筋が側面から、腹横筋が全体を締め上げることで、体幹が引き締まっていきます。

4. 筋力を発揮しやすくなる

体幹を鍛えると体の軸が安定し、手足の末端まで力が効率よく伝わるようになります。体幹が不安定だと、いくら筋肉があっても力がうまく伝わりません。

5. 姿勢が良くなる

体幹を鍛えると腹筋と背筋のバランスが整い、腰椎が安定して姿勢が良くなります。腹筋に対して背筋が弱いと反り腰に、背筋に対して腹筋が弱いと猫背になりやすい傾向があります。

6. 疲れにくくなる

体幹が安定していると動作にブレがなくなり、長時間体を動かしても疲れにくくなります。マラソンやサッカーなど持久系のスポーツ選手が体幹トレーニングを重視するのはこのためです。

体幹の効果的な鍛え方|カギは「負荷」と「頻度」

体幹(インナーマッスル)を鍛えるには、高重量でガシガシ追い込むよりも「負荷」と「頻度」の設定が重要です

低重量で持続的に負荷をかける

インナーマッスルは瞬間的に大きな力を出すタイプの筋肉ではなく、長時間持続的に力を発揮し続けるタイプの筋肉です。そのため、プランクのように同じ姿勢を一定時間キープするトレーニングが適しています

高重量を使った瞬発的なトレーニングは、表層の筋肉(アウターマッスル)には効きやすい一方、インナーマッスルへの刺激は弱くなる点に注意しましょう。

45回鍛える(毎日でもOK

体幹トレーニングは自重を使うものが中心で、正しいフォームを維持しやすく、関節や神経系への負担も比較的軽いのが特徴です。

インナーマッスルは筋断面積が小さく回復も早いため、一般的な強度であれば筋トレ後24時間程度で回復し、4〜5回、場合によっては毎日行っても問題ないとされています(体調やフォームの崩れがある場合は無理をしないことが前提です)。

体幹トレーニング初心者が意識したいポイント

初めて体幹トレーニングに取り組む方は、回数やキープ時間よりもまず次のポイントを意識しましょう。

  • 呼吸を止めない:力むと呼吸を止めがちですが、常に自然な呼吸を続けることを意識する
  • 反動を使わない:勢いをつけて動かすと狙った筋肉に効きにくくなるため、ゆっくりコントロールして行う
  • 回数より正しいフォームを優先する:フォームが崩れた状態で回数をこなしても効果が半減してしまう
  • 腰や首に痛みを感じたら中止する:無理に続けず、フォームの見直しや専門家への相談を検討する

最初はきつく感じても、フォームさえ正しければ短時間・少回数からで十分効果が期待できます。まずは12種目を選び、慣れてきたら種目数を増やしていくとよいでしょう。

体幹トレーニングメニュー10選【自重でできる】

ここからは、器具を使わず自宅で取り組める体幹トレーニングメニューを10種目紹介します。まずは12種目を選んで試してみてください。

1. フロントプランク【腹直筋・腹斜筋・腹横筋】

【やり方】

  • 肩の真下に肘をおく
  • 肩・かかと・お尻を一直線にする
  • ヘソを背中に押し込むように意識する
  • 呼吸は止めずにキープする
  • 目安:30秒〜1×3セット
2. サイドプランク【腹直筋・腹斜筋・腹横筋】

【やり方】

  • 肩の真下に肘をおく
  • 腰はできるだけ高く保持する
  • 目線は正面に向ける
  • 呼吸は止めずにキープする
  • 目安:2030×3セット
3. バックエクステンション【脊柱起立筋・多裂筋】

【やり方】

  • 腰幅程度に足を開く
  • 息を吸いながら上体を起こす
  • 息を吐きながら上体を下げる
  • 無理に高く起こそうとしない
  • 目安:1520×3セット
4. ヒップリフト【脊柱起立筋・多裂筋・骨盤底筋群】

【やり方】

  • 息を吐きながらお尻を持ち上げる
  • お尻を上げた位置で23秒キープする
  • 息を吸いながらお尻を下ろす
  • 下ろす位置は地面スレスレまで
  • 目安:1520×3セット
5. ドローイン【横隔膜・腹横筋】

【やり方】

  • 大きく息を吸い込み完全に吐き出す
  • 息を吐いたらお腹を凹ませた状態で23秒キープ
  • 下腹部に手を当てるとお腹の動きを意識しやすい
  • 一定時間内で動作を繰り返す
  • 目安:2030×3セット
6. デッドバグ【腹直筋・腹横筋】

【やり方】

  • 仰向けになり両腕・両脚を天井に向けて上げる
  • 腰を床に押し付けたまま、反対側の腕と脚をゆっくり伸ばす
  • 元の姿勢に戻し、逆側も同様に行う
  • 腰が反らないよう常にお腹を凹ませておく
  • 目安:左右各10×3セット
7. バードドッグ【脊柱起立筋・多裂筋・腹横筋】

【やり方】

  • 四つん這いの姿勢になる
  • 片方の腕と反対側の脚を同時にまっすぐ伸ばす
  • 体幹を安定させたまま23秒キープする
  • ゆっくり元の姿勢に戻し、逆側も行う
  • 目安:左右各10×3セット
8. ロシアンツイスト【腹斜筋】

【やり方】

  • 床に座り、膝を軽く曲げて上体を後ろに倒す
  • 両手を組み、体をひねりながら左右に振る
  • 背中を丸めすぎないよう注意する
  • 反動を使わずゆっくり行う
  • 目安:左右各1015×3セット
9. マウンテンクライマー【腹直筋・腹斜筋・体幹全体】

【やり方】

  • プランクの姿勢から片膝を交互に胸へ引き寄せる
  • 腰が上下に大きくブレないよう注意する
  • 呼吸のリズムに合わせてテンポよく行う
  • 目安:左右交互2030×3セット
10. プランクツイスト【腹斜筋・腹横筋】

【やり方】

  • プランクの姿勢から腰をひねって左右に倒す
  • 肩の位置がブレないよう体幹で支える
  • 反動を使わずコントロールしながら行う
  • 目安:左右各10×3セット

よくある質問(Q&A

Q. 体幹トレーニングは毎日やっても大丈夫?

A. 体幹トレーニングは自重で行うものが多く、関節や神経系への負担が比較的軽いため、フォームが崩れず痛みがなければ毎日行っても問題ないとされています。ただし、疲労や痛みを感じた場合は無理をせず休むようにしましょう。

Q. 体幹トレーニングだけで痩せる?

A. 体幹トレーニングは基礎代謝の向上や脂肪燃焼の促進に役立ちますが、トレーニングだけで大きな減量効果を得るのは難しく、食事管理や有酸素運動と組み合わせることでより効果を実感しやすくなります

Q. 体幹と腹筋の違いは?

A. 「腹筋」は体幹を構成する筋肉の一部(腹直筋・腹斜筋など)を指すのに対し、「体幹」はそれに加えて脊柱起立筋や腹横筋、骨盤底筋群など、お腹まわり全体の筋肉群を指す、より広い概念です。

Q. 初心者は何から始めればいい?

A. まずは動作がシンプルなフロントプランクやドローインから始めるのがおすすめです。フォームを優先し、慣れてきたら種目数や頻度を少しずつ増やしていきましょう。

体幹トレーニングをさらに効果的に行うなら

体幹トレーニングの効果をさらに高めたい場合は、ゴムバンドを使ってより大きな負荷を持続的に加える方法もあります。ゴムの張力を利用したトレーニングは、フロントプランクやデッドバグなどの自重種目に比べてより大きな負荷を持続的にかけやすく、体幹を効率よく刺激したい方に向いています。

ゴムバンドを選ぶ際、素材の質が意外と重要なことをご存知でしょうか。私自身、指導の現場でいくつかのバンドを試してきましたが、最近特に注目しているのが新素材を採用した『VRTXバンド』です。強度が7段階(約1〜91kg相当)に分かれているため、初心者から上級者まで自分の体力に合わせて負荷を選びやすく、無理なく使い続けられます。

VRTXバンドを使った体幹トレーニングの一例をご紹介しますので、ぜひご覧ください。

最近、新素材を使った「VRTXバンド」が、トレーナーの間で静かに広がっています。ゴムとポリエステル繊維を高密度に編み込んだ独自素材(米国特許取得)により、従来のゴムチューブの「劣化」「食い込み」「突然の断裂」という課題を解決しました

2022年に日本に上陸し、現在は全国300名以上のトレーナー・指導者が導入。学校の部活動、整形外科でのリハビリ、介護施設など、現場を選ばず使われています。

プロスポーツチームも採用しています。ラグビー(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)サッカー(ジェフユナイテッド市原・千葉)バスケットボール(アルバルク 東京)など、トップレベルの現場でも信頼されています。

ゴールドジムを傘下に持つTHINKフィットネスグループのフィットネスショップでも取り扱いがスタートするなど、今後のトレーニングチューブのスタンダードになりそうな存在です。2023年にはグッドデザイン賞も受賞しています。

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忙しい30〜50代にこそおすすめ。ジムに行けない日でも、自宅や出張先で本格トレーニングが可能。安全・快適に鍛えられる次世代フィットネスバンド「VRTX」


「VRTX BAND」が選ばれる理由

1. ジム級のトレーニングが自宅で可能:1kg〜91kgの7段階負荷で、筋肥大からリハビリまで対応。プロも納得のトレーニング効果。

2. 指導者が選ぶ信頼の品質: 米特許取得の特殊素材で長持ち&肌に優しい。日本グッドデザイン賞受賞の高品質が安心感を生む。300人以上のトレーナーが推奨。

3. 初心者でも安心のサポート体制:100本以上のトレーニング動画が揃っているから、迷わず使えてすぐに実感。

まとめ  | 体幹を効果的に鍛えるポイント

体幹は、ダイエットやボディメイク、運動機能の向上にとって重要な筋肉群です。効果的に鍛えるには「低重量で持続的に負荷をかける」「週4〜5回、慣れれば毎日でもOK」という2つのポイントを意識しましょう

今回紹介した10種目の中からまずは1〜2種目を選び、正しいフォームで継続することから始めてみてください。継続すれば、理想のボディラインと運動能力の向上につながっていくはずです。



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