リバースプッシュアップとは?上腕三頭筋を鍛える効果的な方法を解説
リバースプッシュアップとは、上腕三頭筋を鍛える自重トレーニングです。正しいフォームで行えば、たくましい上腕を作り上げることができます。
本記事では、リバースプッシュアップの正しいフォームと効果を高めるポイントを解説します。また、リバースプッシュアップと組み合わせると効果的な種目も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
リバースプッシュアップとは?

リバースプッシュアップとは、背中の後ろのベンチや椅子の上に両手をつき、お尻を浮かせた状態で腕の曲げ伸ばしを行う自重トレーニングです。通常のプッシュアップとは異なり、負荷のほとんどが上腕三頭筋にかかります。
では、リバースプッシュアップで鍛えられる筋肉と得られる効果について、詳しく見ていきましょう。
1. リバースプッシュアップで鍛えられる筋肉
リバースプッシュアップで鍛えられる筋肉は「上腕三頭筋」です。上腕三頭筋とは、上腕部の後面にあり、その名の通り「長頭」「外側頭」「内側頭」の三つの頭を持っています。

上腕三頭筋の主な働きは「肘関節の伸展」です。例えば、ものを押すプレス系動作で使われます。また、ものを投げる動作でも重要な働きをしています。上腕三頭筋は上腕部の約3分の2を占めているため、上腕部を太くしたい場合には、上腕三頭筋の筋トレが不可欠です。
2. リバースプッシュアップで得られる効果
上腕三頭筋の「長頭」が発達すると、上腕三頭筋全体が太くなってきます。すると、腕を垂らしていても上腕三頭筋が後方に張り出し、横から見たときに腕の太さをさり気なくアピールできるでしょう。
また、上腕三頭筋の「外側頭」「内側頭」が発達すると、上腕三頭筋の形が良くなり、馬の蹄(Uの字)のような輪郭が形成されます。すると、タンクトップやノースリーブをカッコ良く着こなすことができ、周りからの注目度も高まるでしょう。

リバースプッシュアップの正しいフォーム
それでは、リバースプッシュアップの正しいフォームを解説します。上腕三頭筋を的確に刺激するには、正しいフォームを維持しながら行うことが重要です。初めから高回数にこだわる必要はありません。まずは、正しいフォームで10回を目標に取り組みましょう。
【やり方】
- 背中の後ろの椅子の上に、手を肩幅程度に開いてつく
- 足を前方に置き、腕を伸ばしてお尻を浮かせた状態にする
- 息を吸いながら腕をゆっくり曲げ、上体を真下に沈める
- 腕は無理なくもどせる範囲で曲げるようにする
- 息を吐きながら腕を伸ばし、上体を真上に押し上げる
- 腕の曲げ伸ばしを行う際は、肘が外側に開かないようにする
- 足の位置が遠くなるほど負荷が高まる(初心者は近くから始める)
リバースプッシュアップの効果を高めるポイント
リバースプッシュアップの効果を高めるには、適切な「可動域」「反復回数」「セット数」「頻度」で鍛えることが重要です。それぞれについて詳しく見ていきましょう。
1. 腕を曲げ過ぎない
リバースプッシュアップでは、上体を沈める際に腕を曲げ過ぎてはいけません。目安としては「く」の角度でOKです。
上腕三頭筋は、腕を伸ばすに従って収縮が強まり、大きな筋力を発揮します。よって、腕を曲げ過ぎてしまうと、上腕三頭筋は伸展し、筋力を発揮しづらくなるのです。その状態で大きな負荷がかかってしまうと、筋肉で負荷を受けられない分、肘関節への負担が大きくなり、怪我のリスクが高まります。
リバースプッシュアップで安全に負荷を受けるには、上腕三頭筋の緊張を維持できる範囲で腕を曲げることが重要です。
2. 反復回数を決め打ちしない
リバースプッシュアップは自重トレーニングであるため、筋力の大きさや体重によって、反復回数に個人差が生じます。よって、初めから何回と決め打ちするのではなく、各セットで限界まで行うよう心がけてください。13回できるのであれば13回でいいですし、7回しかできなければ7回でOKです。
リバースプッシュアップなどの自重トレーニングは、キツイと感じてからが勝負だと思って頑張りましょう。

3. 2~3セット行う
リバースプッシュアップで上腕三頭筋を大きくするには、2〜3セット行うと効果的です。筋肥大させるには、ある程度のボリューム(重量×回数×セット数)が必要であるため、1セットで終えるよりも複数セット行った方が効果が高まります。
ただし、ボリュームが大き過ぎるのは逆効果です。初心者がリバースプッシュアップを行う際のボリュームは、限界数×2〜3セットが効果的であり、上腕三頭筋を大きくしやすいでしょう。
4. 週2~3回行う
リバースプッシュアップを行う頻度は、週2〜3回が目安です。筋トレによる筋損傷に対する回復時間は、筋トレ後48〜72時間が目安であるため、中1〜2日の休みを取る必要があります。よって、リバースプッシュアップを行う頻度は、週2〜3回になるのです。
リバースプッシュアップの強度を低くして週4回以上鍛える方法もありますが、中〜高強度で週2〜3回鍛える方が、筋肥大効果は高まります。
リバースプッシュアップと組み合わせると効果的な種目
リバースプッシュアップは上腕三頭筋全体を刺激します。そのため、組み合わせる種目は、長頭にフォーカスした種目か、もしくは、外側頭・内側頭にフォーカスした種目が良いでしょう。そうすることで、上腕三頭筋の完成度がより高まります。
具体的には、下記の4種目がおすすめです。初心者は「リバースプッシュアップ+他1種目」の計2種目、中上級者は「リバースプッシュアップ+他2種目」の計3種目を目安としてください。
1. ダンベルキックバック
【鍛えられる部位】上腕三頭筋の外側頭・内側頭
【回数×セット数】10~15回×2~3セット
【やり方】
- 右手でダンベルを持ち、左手を椅子などに置き上体を前傾させる
- 右腕を曲げ、肘を体側の高さで固定する
- 息を吐きながら右腕を伸ばし、ダンベルを後方へ押し上げる
- 右腕を伸ばした位置で2〜3秒キープする
- キープ終了後、息を吸いながら右腕を曲げ、ゆっくり元に戻す
- 左右交互に1セットずつ行う
2. ダンベルフレンチプレス
【鍛えられる部位】上腕三頭筋の長頭
【回数×セット数】10~15回×2~3セット
【やり方】
- 両手で1個のダンベルを持ち、天井に向けて真っ直ぐ腕を伸ばす
- 息を吸いながら腕を曲げ、ダンベルを肩後方へ下ろしていく
- ダンベルを下ろしたら、息を吐きながら腕を伸ばし、真上にダンベルを上げる
- 肘は少しだけ開くような感じで動作する
3. ケーブルプッシュダウン
【鍛えられる部位】上腕三頭筋の外側頭・内側頭
【回数×セット数】10~15回×2~3セット
【やり方】
- バーを握り、足を腰幅程度に開いて立つ
- バーを胸の前まで下ろし、やや前傾姿勢になる
- 息を吐きながら、肘を伸ばし切るまでバーを押し下げる
- バーを押し下げた位置で2~3秒キープする
- 息を吸いながら、バーをゆっくり胸の前まで戻す
4. ダンベルライイングエクステンション
【鍛えられる部位】上腕三頭筋全体
【回数×セット数】10~15回×2~3セット
【やり方】
- 両手にダンベルを持ち、ベンチに仰向けに寝る
- 両腕を天井に向けて伸ばした姿勢になる(外側頭・内側頭への刺激が強まる)
- または、頭側に両腕を倒した姿勢になる(長頭への刺激が強まる)
- 息を吸いながら、ゆっくり腕を曲げてダンベルを下ろす
- ダンベルを下ろしたら、息を吐きながら腕を伸ばす
ダンベルがないとき、上腕三頭筋の筋トレはどうする?
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リバースプッシュアップで太くてカッコイイ上腕を目指そう!
リバースプッシュアップは、上腕三頭筋を大きくするのに効果的な自重トレーニングです。
正しいフォームを維持しながら鍛えることで、2〜3ヶ月後には、一目でわかる変化が現れるでしょう。上腕の筋トレというと、上腕二頭筋(力こぶ)の方に意識が行きがちですが、筋量を比較すると、上腕三頭筋の方が約2倍も多いのです。
上腕を太くするには、上腕三頭筋の筋トレが欠かせません。ぜひ本記事を参考にしてリバースプッシュアップを行い、太くてカッコイイ上腕を目指してください!

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