コラム

筋トレは毎日行ってもOK!同一部位を毎日鍛える方法を解説

「同一部位の筋トレを毎日行うのはNG」と思い込んでいませんか?

確かに、同一部位を毎日鍛えると、筋肉が回復しにくくなり逆効果になる場合があります。しかし、やり方次第では可能であり、初心者にとっては、むしろ毎日鍛えた方が効果を高めやすい傾向があるのです。

そこで今回は、同一部位の筋トレを毎日行う方法を解説します。おすすめの種目やプログラム例なども紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

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この記事を監修した人
大久保孝一
VRTX編集部 | パーソナルトレーナー・健康運動実践指導者

この記事を監修した人
大久保孝一|パーソナルトレーナー/健康運動実践指導者

トレーナー歴34年。明治大学卒業後、セントラルスポーツにてトレーナーとして勤務。その後、パーソナルトレーナーとして独立。これまでに、初心者〜スポーツ選手まで2000名以上の筋トレやダイエット、コンディショニングを担当。また、医療機関での運動プログラムの作成・トレーニングの指導にも携わる。

同一部位の筋トレを毎日行ってもOK

同一部位の筋トレを毎日行うことは可能です。ただし、筋トレ後24時間以内に筋肉を回復させなければなりません。そのためには、筋肉を追い込みすぎないようにすることが大切です。

筋肉を限界まで追い込んでしまうと、回復するまでに48時間以上かかるため、同一部位の筋肉を毎日鍛えることはできません。しかし、筋トレの強度やボリュームを調整し、24時間以内に筋肉を回復させることができれば、同一部位の筋トレを毎日行うことが可能です。

筋肉の回復具合は、筋トレ翌日の筋肉の状態で確認できます。筋肉痛がなく、筋肉が少し張っているような状態であれば、回復のピークに達していると考えてOKです。このタイミングで毎日刺激を加えることで、筋肉は少しずつ発達していきます。

同一部位の筋トレを毎日行うためのポイント

では、同一部位の筋トレを毎日行うためのポイントを解説します。具体的には、下記の5点に注意して取り組み、筋肉を追い込みすぎないことが大切です。

1. 1部位につき1種目・1セットのみ行う

同一部位の筋トレを毎日行う場合には、1部位につき1種目・1セットが基本です。例えば、脚の筋トレであれば、スクワットを毎日1セットのみ行います。

種目数・セット数を増やしてしまうと、筋肉の回復が追い付かなくなるので注意してください。心地よい疲労感を感じる程度に抑えることで、筋トレを毎日続けやすくなります。

2. 最大筋力の70~80%の負荷を使用する

筋トレを毎日行う際の負荷は、最大筋力の70〜80%(10〜15回繰り返せる重量)を目安とします。ただし、筋肉を的確に刺激するには、正しいフォームを維持しながら行うことが大切です。途中でフォームが乱れてしまう場合には、重量を軽くしてください。

1部位につき1種目に絞り、10〜15回×1セットのみ行うことで、24時間以内の回復が可能となります

3. 週6日オン・1日オフで行う

筋トレを毎日行う際には、慢性疲労状態に陥らないよう注意しなければなりません。対策として、休みなく毎日行うのではなく、週6日オン・1日オフを基本としてください。例えば、月〜土で筋トレを行い、日曜日は休みとします。

ただし、疲れていると感じる日は無理をせず、筋トレを休みましょう。

4. 連動する筋肉は週2~3日でOK

筋トレのスケジュールを組む際には、全ての部位を毎日鍛える必要はありません。胸・背の筋トレを行うことで、肩・腕も連動し、同時に鍛えられます。よって、胸・背の筋トレを週6日行うのであれば、肩・腕をピンポイントで鍛えるのは週2〜3日でOKです。

✅️【筋トレを毎日行うスケジュール例】
  • 月・水・金:胸・背・脚・腹・肩

  • 火・木・土:胸・背・脚・腹・腕

  • 日曜日:休み

筋トレを毎日行う際のおすすめ種目

続いて、筋トレを毎日行う際のおすすめ種目を紹介します。各部位1種目、10〜15回×1セットで筋肉を刺激するには、ダンベル種目が効果的です。具体的には下記の7種目。ダンベルであれば、畳一畳程度のスペースでOKなので、自宅でのトレーニングにも便利です。

1. ダンベルベンチプレス

【ターゲット】大胸筋・上腕三頭筋
【効果】胸板が厚くなる・腕が太くなる

【やり方】

  1. ダンベルを持ち、ベンチ(又は床)に仰向けになって寝る
  2. ベンチ(又は床)に横になったら、肩甲骨を寄せて胸を張る
  3. 天井に向けて腕を伸ばし、親指側が向き合う状態で構える
  4. 息を吸いながら腕を曲げ、ダンベルをゆっくり下ろしていく
  5. ダンベルを下ろす深さは、二の腕が水平になる辺りまで
  6. ダンベルを下ろした時に、グリッが肘よりも内側にくるようにする
  7. ダンベルを下ろしたら、息を吐きながら腕を伸ばし、押し上げる
2. ダンベルローイング

【ターゲット】広背筋・上腕二頭筋
【効果】背中が逆三角形になる・腕が太くなる

【やり方】

  1. ベンチに片手と片膝を乗せる(又は、椅子に片手を置き足を前後に開く)
  2. もう一方の手でダンベルを握り、胸を張る
  3. 息を吸いながら腕を曲げ、ダンベルを引き上げる
  4. 肘を斜め後ろに引くイメージで引き上げる
  5. 肘はできるだけ高く引くように意識する
  6. ダンベルを引き上げた位置で2~3秒キープする
  7. キープ終了後、息を吐きながら腕を伸ばし、ゆっくり下ろす
3. ダンベルスクワット

【ターゲット】大腿四頭筋
【効果】太もものサイズアップ

【やり方】

  1. 両手にダンベルを持ち、足を肩幅程度に開いて立つ。
  2. 腕を伸ばし、ダンベルを体側で保持する。
  3. 胸を張って背筋を伸ばす
  4. 息を吸いながらゆっくりしゃがむ
  5. しゃがむ深さは、太ももが床と平行になるくらいまで
  6. 息を吐きながら力強く立ち上がる
  7. 動作中に背中が丸まらないように注意する
4. ダンベルクランチ

【ターゲット】腹直筋
【効果】お腹まわりが引き締まる

【やり方】

  1. 1個のダンベルを両手で持ち、床に仰向けになる
  2. 膝を立て、腕を天井に向けて伸ばす
  3. 息を吐きながら、ダンベルを天井に向けて突き上げる
  4. ダンベルを突き上げたら、そのまま2〜3秒キープする
  5. キープしながら息を吐き切るようにする
  6. キープ終了後、息を吸いながらゆっくり戻す
  7. 上体の動きは、背中上部が床から浮く程度でOK
5. ダンベルショルダープレス

【ターゲット】三角筋・上腕三頭筋
【効果】肩が大きくなる・腕が太くなる

【やり方】

  1. 両手にダンベルを持ち、肩の上に持っていく
  2. 肘を左右に開き、手のひら側を正面に向ける
  3. 息を吐きながら腕を伸ばし、ダンベルを頭上へ押し上げる
  4. ダンベルを押し上げる高さは、肘が伸び切る少し手前まで
  5. 息を吸いながら腕を曲げ、ゆっくりダンベルを下ろす
  6. ダンベルを下ろす位置は、二の腕が水平になるまで
  7. 上げる時も下げる時も、グリップは常に肘よりも内側を移動させる
6. ダンベルカール

【ターゲット】上腕二頭筋
【効果】力こぶが大きくなる

【やり方】

  1. 椅子やベンチに座り、肩幅より少し広めに足を開く
  2. 右手でダンベルを持ち、左手は左膝において支える
  3. 上体を前傾させ、右肘を太ももの内側に当てて固定する
  4. 息を吐きながら、ダンベルを胸に引き寄せる
  5. ダンベルを引き寄せた位置で2~3秒キープし、ゆっくり元に戻す
  6. 肘の位置を動かさないよう注意する
  7. 肘が伸び切る直前で切り返すようにする
7. ダンベルキックバック

【ターゲット】上腕三頭筋
【効果】上腕部のサイズアップ

【やり方】

  1. 右手でダンベルを持ち、左手を椅子などに置き上体を前傾させる
  2. 右腕を曲げ、肘を体側の高さで固定する
  3. 息を吐きながら右腕を伸ばし、ダンベルを後方へ押し上げる
  4. 腕を伸ばした位置で2〜3秒キープする
  5. キープ終了後、息を吸いながら、ゆっくり元に戻す
  6. 上腕を水平にし、脇を閉めた状態で動作する
  7. 肘を固定したまま、肘から先だけを動かす

筋トレを毎日行う際のプログラム例

筋トレを毎日行う際のプログラム例を紹介します。胸・背・脚・腹を週6日、肩・腕を週3日鍛える場合の組み方です。1日に5〜6種目を、10〜15回×1セットずつ行います。毎日やるには量が多いと感じる場合には、肩・腕の種目をカットするなどして調整してください。

【月・水・金】
  1. ダンベルベンチプレス

  2. ダンベルローイング

  3. ダンベルスクワット

  4. ダンベルクランチ

  5. ダンベルショルダープレス

【火・木・土】
  1. ダンベルベンチプレス

  2. ダンベルローイング

  3. ダンベルスクワット

  4. ダンベルクランチ

  5. ダンベルカール

  6. ダンベルキックバック

【日曜日】
  • 休み

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筋トレは毎日行ってもOK!ただし強度には注意

筋トレの強度やボリュームを調整し、24時間以内に筋肉を回復させることができれば、同一部位を毎日鍛えることが可能です。筋トレを毎日行う際のポイントは下記の通り。

  • 1部位につき1種目・1セットのみ行う

  • 最大筋力の70~80%の負荷を使用する

  • 週6日オン・1日オフで行う

  • 連動する筋肉は週2~3でOK

初心者の場合には、筋肉痛が何日も続くような筋トレは逆効果であり、強度を抑えた筋トレを毎日行った方が、筋力・筋量を向上させやすい傾向があります。筋トレを毎日行う際は、ぜひ本記事を参考にして効果を高めてください!



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